伊勢志摩ローカルで活躍するVVVF車の中では一番編成数が多く、それ故に見る機会も多い1259系ですが現在は全6編成中3編成が装飾電車になっているため標準塗装車に出合う機会は減っており、特に土休日は装飾電車の一つであるミジュマルトレイン(VC66)が固定運用になるためそちらの方が見る機会が多いです。標準塗装の1259系はVC59・VC65・VC69ですがいずれも前面にワンマン表示器があり、伊勢志摩ローカルでは一部の例外を除いてワンマン運転を行うためハッキリ見ることが出来ます。


(2023.8.13 五十鈴川にて撮影)

 上り伊勢中川行きに充当されるVC65です。装飾電車ばかり狙っていると標準塗装車が逆に新鮮に見え、初期車からの順ではありますがVVVF車の更新工事が進んでいるのを見ると前照灯が上にある現在の姿は早めに撮影しておいた方が良いと思うようになりました。


(2023.10.23 松ヶ崎〜松阪間にて撮影)

 続いては下り賢島行きに充当されるVC69です。現在は日中の賢島発着が毎時1本しか無く、志摩線内で列車を待っていると本数が減ったことを実感出来ますが船津のカーブや賢島近辺で装飾電車を狙いにくくなったのは残念であり、毎時2本運行されていた頃が懐かしいです。