2023/9/28 その8 湯村温泉の夕べ | 金屋代かずおのお部屋

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温泉で沸く町

 

これまでの旅路

 

 

「兵庫テロワール旅号」の目的地は湯村温泉に設定されています.山陰本線でいう「養父〜岩美」の区間は国道9号線が山沿いに走っており,湯村温泉は新温泉町の中では国道9号線沿いのもう一つの中心地です.このツアーでは,宿泊地は「朝野屋」「井づつや」から選ぶことができ,参加者は利用する旅館ごとに案内されていました.

筆者の一行は「井づつや」を選択しました.性質上「サロンカーなにわ」に乗車するための手段であることが否めないのですが,こちらの方がキャパシティがやや大きいことが決め手でした.

 

とりあえずひとっ風呂浴びたのち,街へ繰り出してみます.

すぐ近くに「荒湯」という源泉があります.地元の方はこの温泉の湯で野菜や卵を茹でており,旅行客でも入手・喫食するチャンスがあります.

いかにも写真を撮れという場所がありました.ちなみに,左側の建物が「井づつや」,右側の建物が「朝野屋」です.

 

今回「兵庫テロワール旅号」で宿泊した方々は一部屋に集められ,但馬ビーフのすき焼き・ローストサラダを軸にした料理となっています.

こちらがそのおしながきです.料理長の井上明彦氏は多くのメディアに出演し,「現代の名工」にも選ばれた凄腕の料理人です.

後半はこのような料理が出てきていました.但馬ビーフのすき焼きを但馬こしひかりに乗せていただくなど,他ではまずできない体験ができたと思います.囲碁のタイトル戦(2008/5/27〜28 第63期本因坊戦●羽根九段×ー○○高尾本因坊;シリーズは羽根九段の奪取)が行われるほどの旅館であり,手段として宿泊させていただいたのが申し訳ないほどです.

 

「【旅行記】23/9兵庫テロワール旅号」の記事は次の記事から9/29編になり,まずは同行者の画像を使って湯村温泉の街をもう少し紹介しようと思います.

 

続く

 

 

  キロ189系7000番台「はなあかり」

10/25,JR西日本は兼ねてからイチバンセンの川西氏がデザインして,2024年秋にデビューするキハ189系改造の観光列車の詳しいデザインと,その愛称が「はなあかり」であることを発表しました.

 

(今回はPDFファイルが重いため,その前のページのURLを紹介します.)

 

「キロ189-7005・キロ188-7005・キロ189-8005」による3両編成で,1号車のキロ189-8005は2名用の準個室10室が並ぶ「スーペリアグリーン車」となっており,キロ188-7005にはサロンが設置されます.他の席も広々としており,編成定員はわずかに54名,通常の特急グリーン席より高額の価格設定となっており高級感が漂います.

運行開始当初の運行区間は「敦賀〜丹鉄経由〜城崎温泉」ですので実のところ現状この列車だけで湯村温泉への接続駅(浜坂駅・八鹿駅)には行けませんが,いつの日かこのような列車で,目的地として温泉地に行けると良いのではと思います.運行ルートは他のJR西日本のエリアも想定されており,餘部鉄橋はもちろんのこと,この車両が大島大橋の下や惣郷川鉄橋を通るシーンもあるのではと期待します.

車体的に見るとキロ188-7005の業務用室がそのままであり,「はまかぜ」では登場直後のごく短期間でしか使用されなかった業務用室が「車販準備室」として利用されることに期待します.窓割りは変わっておらず,改造の内容によっては防弾ガラスに換装されない可能性もあります.一方で,模型的に見ると塗装変更のみで製品化が検討できるということです.キハ189系のプラ製Nゲージ鉄道模型はポポンデッタから発売されているので期待します.

 

 

当ブログでは毎日記事を書いても話題に間に合っていないという課題がありますので,このような記事もあります.最後までご覧いただきまして,誠にありがとうございました.