皆さん こんにちは。

 高松駅から 高知方面に至る土讃本線。現在は その終端駅窪川から西に土佐くろしお鉄道が 中村駅を通って宿毛駅まで伸びていますが、私が訪れた 1988年の3月初めは まだJR中村線でした。 しかし 土佐くろしお鉄道の開業まで 半月あまり 開業に向けて車両の整備が行われていました。

 

土佐くろしお鉄道 TKT-8000形気動車。 車両1両ずつに愛称が付けられてヘッドマークもついていました。

 

トンボ号。

 

椿号。 8000形は リニューアルもなされて 現在も現役で走っているようです。

 

 

さて 中村駅には、かつて 日本で最初に開業した施設がありました。

1974年の国鉄時代、引退した C11型機関車と旧型客車を改造して 日本最初のSLホテルがありました。 中村駅のホテルは、一般のオハ46?の車内の座席を全て取り外して個室の部屋をもうけた施設でした。 このSLホテルは 長続きせず わずか6年後の1980年に廃業しました。 その1年後の1981年の冬に 高松から731Dに乗って訪れていました。 その時の1枚。

 

その姿は 驚きのものでした。 

車体が真ん中で折れていました。なぜこうなっていたのかわかりませんが、廃業からわずか1年 少し驚きでした。 現在では もちろん解体されて跡形もないはずです。

C11がどうなっていたのか覚えていませんが 写真がないので もう現場にはなかったと思います。

 

御覧頂きましてありがとうございました。