おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

富士山麓電気鉄道。その2。道志村。「下吉田」・「河口湖」。富士山。ほうとう・吉田うどん。そして、「霜降」。(関東ローカル私鉄の旅。その8。)

2023-10-24 20:22:02 | ローカル鉄道の旅

道志村方向。

             

「下吉田駅」でたくさんの外国人が下車します。

            

開業当時は貨物の取扱を行っていた駅でした。
駅前にはロータリーもあり、駅舎は建築当時、東洋一の建造物と言われていた名古屋駅を模して建てられました。
周辺にはアヤメの群生地で有名な新倉山もあります。また平成21年7月18日(土)に、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏デザインによる駅舎に生まれ変わりました。
今回のリニューアルでは、下吉田駅が開業した当時の新しさと驚きを再び感じ取れるよう、レトロな味わいを生かしつつ、21世紀モダンの駅に生まれ変わることをコンセプトに、天井画を大胆に配置した吹き抜け、富士の稜線をイメージしたベンチ、センターテーブルが配されたコンコース等、今までの駅には見受けられなかったゆとりある雰囲気を演出し、駅にいながら富士山や桜並木などの風景を楽しめる空間を作っています。

※この駅で大勢の外国人が下車するのは、わけがあります。その理由は帰途で明らかに。

    (「富士急行線」HPより)

まもなく終点の「河口湖」駅に。

       

「トーマスランド25周年記念号」。

※「トーマス号」というと、「大井川鐵道(金谷~)」の「きかんしゃトーマス」が有名。

                      

たくさんの人が下車、改札口が大混雑。観光バスに乗り込む人、河口湖へ向かう人、・・・。

「河口湖」駅。

                12時少し前に到着。

富士急行線の終着駅、河口湖駅は平成18年にリニューアルオープンをしました。
富士登山のシーズンにはたくさんのお客さまで賑わっております。また、河口湖駅からも雄大な富士山を見ることができます。河口湖はもう目の前。
湖畔にはロープウェイ、遊覧船や周遊バスなどで西湖方面など、見所はいっぱいです。
また河口湖駅内にあるカフェ『ゲートウェイフジヤマ』では、「信玄ソフト」や「吉田のうどんたいやき」などのオリジナルスウィーツをはじめ、山梨県の名産品などをお土産として発売しています。河口湖観光のお帰りの際、是非お立ち寄りください。

(「富士急行線」HPより)

※家を出てからJR、富士急行線の普通電車を乗り継いで、約3時間30分。

右手に富士山。山頂にほんの少し雪が。

※現在は、もっと雪が積もっているようです。

駅舎の三角屋根と重なるように。

    「ほうとう不動河口湖駅前店」。けっこう並んでいます(外国人多し)。

「ほうとう」は山梨県民のソウルフード。山梨には、物事がうまく進んだときに「うまいもんだよ、かぼちゃのほうとう」という言い回しがあるほど、みんなに親しまれている郷土料理です。栄養満点で体がぽかぽか温まるので、寒い冬はとくに美味しく感じられます。

小麦粉を練った平打ち麺に、かぼちゃや芋類、きのこ、季節の野菜、肉などの具材を加えて、味噌仕立ての汁で煮込む素朴な料理です。古くは戦国武将、武田信玄が陣中食にしていたとも伝えられてきました。

               

ここで「吉田のうどん」も紹介しないと。

吉田のうどんって? 

日本一硬い麺に、醤油・味噌の出汁が絡むこだわりの郷土料理。
富士吉田市が誇る郷土料理・吉田のうどんの最大の特徴は、歯ごたえとコシがとても強い麺。 噛めば噛むほど素材と出汁の旨みが口いっぱいに広がる麺の虜になる人は数知れず、連日うどん店にはたくさんの人が訪れます。 麺や出汁の味を楽しんでもらうため、かけうどんやつけうどんなどシンプルな味付けのうどんが多く、キャベツや馬肉がトッピングされていることが一般的。 
 
ところで、今日は、二十四節気のうちの「霜降」。
 
朝晩の冷え込みがさらに増し、北国や山里では霜が降りはじめるころ。
露が霜に変わり、だんだんと冬が近づいてくる時期。
 
しかし、今夏の暑さがまだまだ去らず。
たしかに朝晩は涼しさを感じるし、陽の沈むのも一段と早くなった印象。
5時過ぎでは暗くなり、自転車のライトを点けないと、あぶない。
 
それでも、向島百花園などではイチョウの木もモミジも、まだまだ色づかない。
農家でもお米など暑さ負けで実りがよくない、とか。
 
この陽気はいつまで続くのか? 
 
近年の自然の営みは、暦の上の「二十四節気」の季節感・自然観とはずいぶんずれてきているようです。
 
ここで、俳句、和歌をいくつか紹介。
 
柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺 正岡子規
 
奥山に もみぢ踏み分け 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき 猿丸太夫(『小倉百人一首』)
 
                          

裏を見せ 表を見せて 散る紅葉(もみじ) 良寛が臨終の際に、弟子の貞心尼(ていしんに)に言い残した句

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