JR貨物の小型入換用ディーゼル機関車で、下関貨物駅に常駐するDB500-1。10月初旬、山陽本線を挟んで隣接するJR西日本下関総合車両所運用検修センターに入庫しているのを見かけました。検修庫内ではトワイライトエクスプレス色の電気機関車、EF65 1124号機と並びました。

 

 

下関総合車両所運用検修センターで並ぶDB500-1(右)とEF65 1124

 

 

 

下関のEF65PF形の中でも保安装置ATS-Pを搭載し、関西圏に「出張」していることが多い「トワ釜」1124号機と、本州末端の貨物駅で黙々と働くDB500-1が検修庫内で並ぶ機会はあまりなさそうで、今回は貴重な顔合わせでした。

 

私は検修体制について全く知らないのですが、DB500-1が下関総合車両所運用検修センターに入庫しているのを7月にも見たことがあります。同機はJR貨物門司機関区所属ですが、定期的に行う交番検査などはJR西日本に委託しているのかもしれません。

 

一方、DB500-1が下関貨物駅を離れている間の入換作業は、愛知機関区のDD200-19が代走していました。

 

 

 

DB500-1が持ち場を離れている間は、DD200-19が代走していました。いつもは小型機に見慣れているせいか、DD200形は大きく見えます

 

 

 

DB500-1は私が見た数日後には下関貨物駅に復帰し、普段どおり働いていました。

 

 

「職場」の下関貨物駅に復帰したDB500-1。先日立ち寄ってみると、この日はEF65 1130と顔を合わせていました

 

 

 

DB500-1の新製配置から6年、その姿が見えないと何となく違和感を覚えるようになったのは、同機が定着した証しと言えるかもしれません。

 

 

 

 

※DB500形は以下の記事でも紹介しています