氷見線、城端線が「あいの風」へ移管 | 鐵の道

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主に鉄道を絡めた写真を撮っては掲載しています。

https://www.chunichi.co.jp/article/791363?rct=k_news


北陸新幹線が金沢まで開業した際、長野県、新潟県、富山県、石川県内の並行在来線は、
各県の第3セクターの鉄道会社に引き継がれました。
まもなく敦賀まで延伸し、石川県内、福井県内の並行在来線も各県の第3セクターの鉄道会社に引き継がれます。

富山県は「あいの風とやま鉄道」が引継ぎ、北陸本線の倶利伽羅駅から市振駅まで「あいの風」が運行しています。

敦賀まで延伸したとしてハナシを進めていきますと、
北陸本線は米原~敦賀のみとなります。

そして各県のJR路線(在来線)が分断されたカタチとなります。
①福井県内
越美北線。

②石川県内
七尾線

③富山県
氷見線、城端線、高山本線の猪谷~富山もJR西日本としては分断されています。


④新潟県
大糸線の南小谷~糸魚川もJR西日本としては分断されています。


上記の通り、富山県は取り残される氷見線と城端線を「あいの風」に移管するとのことです。
JR西日本にとっては、そのほうがありがたいでしょうね。

いっそのこと富山県内の鉄道は革命的刷新をしたほうがいいのではないかと思います。
極論でカンタンにいうと富山県内の全ての鉄道を「あいの風」に移管してしまう。

例えば、富山地鉄とあいの風で並行して走っている区間があります。
氷見線も万葉線とかぶる部分があります。
重複する区間があるということは、少ない乗客がさらに分散するということになるので、できることならひとまとめしたほうが良いと思います。


幸いなことに、線路幅は同じなので物理的なハードルは低いのかなと思います。
ただ、氷見線、城端線は非電化、あいの風は交流電化、富山地鉄は直流となっていますが、
えちごときめき鉄道や肥薩オレンジ鉄道のように、路線自体は電化路線だけど "(電気式)ディーゼルカー" にしてしまうというのもひとつの手だとは思いますが、
富山地鉄は、都市部私鉄の中古車両を走らせているので、それはそれで走り続けて欲しいな、とも思います。



同様に福井県も、えちぜん鉄道、福井鉄道はJR路線と並行しているので、ひとまとめにしていかないと共倒れになりかねない。


石川県も加賀から金沢、和倉温泉、穴水まで一体的管理をしたほうがいいはず。JR津幡線、のと鉄道もIRいしかわに移管する方が良いだろうと思います。


あと、JR西日本として、
高山本線の猪谷~富山、大糸線の南小谷~糸魚川はどうしていくのでしょうか。
相手が首を縦に振るとは思えないですが、各々JR東海、JR東日本に譲渡してしまうのもひとつの手段かなと思います。
もしかするとすでに各々JR東海、JR東日本に"業務委託"してしまっているかもしれませんが、、、、、。