幾寅駅 ~「鉄道員」ロケ地見学記念~
幾寅駅は、1902年(明治35年)12月に開業した根室本線の駅です。
2016年(平成28年)8月31日の台風被害で富良野-音別間が不通となって以来、幾寅駅に列車がやってくることがありません。
列車が来ないまま、来年4月1日に富良野-新得間の廃止とともに廃駅となります。
幾寅駅は、1999年に公開された映画「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台である幌舞駅として撮影されたことから、駅舎内には見学記念スタンプが設置されていました。厳密には駅スタンプではなく観光スタンプなのですが、駅舎内に設置されていたということで駅スタンプとしました。
駅舎正面は、映画の中の架空の駅である「幌舞駅」の表示。正式名称の「幾寅駅」は壁面右上に小さく表示されています。
駅前は映画のセットがそのまま残り、映画で活躍した気動車の先頭部も保存されていました。
廃駅後も、これらのセットはこのまま残るのでしょうか・・・
駅舎内は映画「鉄道員」の記念展示コーナーがあります。
「鉄道員」は観ましたので、映画のシーンを思い出しながら興味深く見学することができました。
駅スタンプは、カウンターの左端に置かれていました。
映画の中で、高倉健さん演じる乙松駅長が立っていたホーム。
もう列車が来ないことは分かっているものの、映画の中で列車を迎えるシーンと重なります。
このスタンプは2023年5月28日に押印しました。
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