本日、JR東海、JR西日本、JR九州が新幹線車内に設置している喫煙ルームを2024年春に廃止すると発表しました。




(東海道新幹線の主力車両 N700系)


  ​喫煙ルームを廃止する対象列車

現在500系(山陽新幹線のみ運行)、N700系、N700S系で運行されている東海道・山陽・九州新幹線の列車に喫煙ルームが設置されていますが、全て廃止されます。


  ​喫煙コーナーの廃止

山陽新幹線の一部の駅において、灰皿のみが設置されている簡易型の喫煙コーナーが設置されていますが、こちらについても廃止されます。

大きな駅には喫煙所がありますが、こちらは引き続き存置されると思われます。


  ​喫煙ルーム跡は?

喫煙ルームが廃止されますと当然その場所は空きスペースとなる訳ですが、このスペースを活用して非常用飲料水を搭載するとの事です。

近年ゲリラ豪雨等自然災害が増加しており、新幹線も度々影響を受けています。駅間で長時間停車してしまうようなケースもありましたので、水が確保されているということは非常に安心感がありますね。


​一言

私は煙草は吸わない人間ですので愛煙家の方の気持ちはあまり分からないのですが、例えば東京から博多、新大阪から鹿児島中央まで煙草を吸えないとうのは愛煙家の方々にとってはストレスが溜まるかもしれません。もうこれなら飛行機にしようという方もいらっしゃるかもしれませんし、影響はかなりあるのではないかと思います。これも時代の流れですね。


JR東海のプレスリリースはこちらからご覧下さい。

JR西日本のプレスリリースはこちらからご覧下さい。

JR九州のプレスリリースはこちらからご覧下さい。



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