今日はNゲージ鉄道模型、河合商会のタキ1900 住友セメント車の話です。ちょっと贅沢なんですが、KATOの同形式中古品を入手しニコイチでdetail upを図りました。
いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。
入手した中古品はKATOの日立セメント車 8040-1のセットバラシでしょう。タンク上の手すりが一部欠損しているのは分かっていましたが今回の使用目的には問題ないので手を出しました。
他にも問題が..矢印の台車枠が外側に拡がっていて車輪がポロポロ落ちる状態..この件何も書かずに売っていたのはどうなのよ?とも思いましたが、ま~支障が無いからいいか😅。
用があるのは台枠だけだからです。現役の住友セメント車タキ61955の台枠を交換し、detail upしようと考えました😁。だいぶ古い製品;河合商会(現ポポンデッタの前身)のKP-106を改番等色々やって使っています。私の知る限り住友セメント車製品はこれだけだと思います。リニューアルや他社製品など期待しているんですが一向に出ない..😞。
随分撮影に通った磐越西線のセメント貨物列車をイメージした編成に連結、現在はDD51 1027牽引です。磐西のタキ1900と言えば黒い住友と緑のCT(セメントターミナル)なので住友車は欠かせません。CTの方はポポンデッタ製でリニューアルしている↓ので、住友が見劣り状態なのを何とかしよう が目的です。実車は既に廃車になっていますし、セメント会社も社名が変わってる..この先発売があるかどうかも分かりませんからね😅。
今年始めに美濃本巣常備車にした時の実車写真↓です。真っ黒で見にくいんですが右の台車上、タンク体の受けが狭幅タイプ、磐西の住友車はみんなこうだったようです。
しかし河合商会の模型は右;広幅タイプでした。実車と違う..。今回入手のKATO製(左)は狭幅タイプなので好都合、手すりのdetailも向上します。KATOタンクを住友へ..はタンク上渡り板の有無、梯子の位置が左右逆など色々と形態が違うのでこれも無理..なのでちょっと贅沢な使い方ですがニコイチで住友車を組むことを考えました。
ところがバラしてみると想定外、KATOのタキ1900(左)は初めて手に取ったんですが、台車ねじ止め部や床下機器がタンク体に付いてるんだ~😅。
上下に分割しているタンク体の下だけKATOを使えないかな~ と思いましたが写真のようにタンクの径が大きく違うので諦めました。
先ず、KATOの台枠を合わせるにはタンクをねじ止めする部分が出っ張り過ぎだったので、矢印の部分を削って平らにしました。そうしたら緑色が出てきた😲、CT色を黒く塗装していたのかな~?
フレーム移植すると台車のねじ止め部が無くなっちゃうので、緑矢印;余っている別パーツから切出して貼り付けました。品番5095の刻印があったのでKATO 20系の床下だったようです。また青矢印;丁度台車センターの位置にタンク固定のビスがあったので..
タンク体迄貫通する長いビスを打って台車固定と共に台枠~タンク体の固定も強化しました。床下機器は河合商会のものを移植しています。下のKATOは丸いタンクに付いている..平面じゃないので綺麗に移植するのは難しいだろうと考えました。貼り付ける側のタンクも丸いですしね😅。
上記台車からタンク体迄貫通するネジですが、タンク側が緩くて抜けちゃう状態だったので、矢印の茶色いの..TAMIYAのエポキシパテを少量入れました。パテが噛むように一旦ねじ止めして外しています。ネジ山補修用の製品も出ているようですがその中にエポキシパテが見られたので、別に買わなくても手持ちのTAMIYAでいっか..いつものてきと~thinkingです😅。
KATOには珍しく?換算、検査表記が入っていなかったのでインレタ転写で表現しています。
こうして台枠移植を終えたタキ61955(手前)手すりの白色塗装も入って..detail upできたと思います。奥が河合商会台枠のままのタキ81989、手すりの表現が太く、タンクに近い右側の表現が省略されていたので白色を入れられなかったんですが、どっちも改善しています😁。
3両連結している住友車のうち1両(写真左)だけdetail upした形ですが、あと2両、KATO製を安く入手出来たらやろうかな?と思っています。ニコイチ使用で必要なのは台枠だけなのでジャンク品でも見つかるといいな~😁。
最後までご覧いただきありがとうございました。