番外 西九州新幹線開業一周年の9月23日訪問時に撮影、武雄温泉駅の新幹線・在来線同一ホームでの姿 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 西九州新幹線開業一周年となります、去る9月23日に佐賀県内の2駅を訪問しました話題をご紹介しておりますが、前回は嬉野市の嬉野温泉駅に訪問していた話題をご紹介しておりました。

 

 西九州新幹線は、武雄温泉~長崎間69.6キロと、全国の新幹線の中では最も短い距離でありますが、この中でも武雄温泉・長崎各駅に加えまして、嬉野温泉・新大村・諫早の各中間駅を加えました計5駅で構成する新幹線でありまして、所要時間も速達系統で最速23分で結ぶ事ができておりまして、大幅なスピードアップが図られております。

 

 さて、この中の嬉野温泉駅でありますが、この駅は西九州新幹線の中では唯一の在来線と共用しない新幹線駅でありますが、停車本数は武雄温泉・佐賀・博多方面が12本、長崎方面が13本しか停車しない駅でもありまして、そう言った事から通過列車が多く見られておりますし、券売機も自由席のみ発売するタイプが置かれておりまして、やはりこれに関しましては需要面を考えますと致し方ない部分ではありますし、それでも寂しいなあと実感する事には間違いないでしょうか。

 

 ちなみに、嬉野温泉駅前には道の駅「うれしのまるく」が置かれておりまして、交流スペースや足湯・手湯も置かれております。尚、足湯・手湯に関しましては深夜まで利用可能ですが、情報スペース「まるくアイズ」に関しましては夜7時には閉館するようになっておりますので、おみやげ物はそれ以降の購入はできないので注意が必要ではあります。

 

 (情報スペース「まるくアイズ」)

 

 (足湯スペース)

 

 

 さて、今回ご紹介しますのは、西九州新幹線の佐賀県内もう1つの駅でありますし、佐世保線との接続駅でありまして、西九州新幹線の北端の駅でもあります武雄温泉駅に9月23日に訪問していた話題を皆様にご紹介してまいります。

 

 

 

 以下画像では、以前ご紹介しました画像からご紹介させていただきます。この武雄温泉駅には、新幹線口であります「御船山口」以外にも、在来線口であります「楼門口」も改修が行われておりまして、その下の画像のようにフリースペースが設けられておりまして、大きく様変わりしております。

 

 また、「御船山口」には、「武雄旅書店」と呼ばれます書店が設けられておりまして、「楼門口」と同様物販スペースも設けられておりますし、カフェスペースも設けられておりまして、誰でも利用できるようにもなっております。

 

 

 ここからは、今回訪問時画像であります。画像は新幹線と在来線共通の券売機であります。券売機も青の自由席向けが1台、指定席向けが1台の計2台が設けられておりますし、「みどりの窓口」も券売機の横に設けられておりまして、こちらも営業時間内(7時30分~19時30分)におきまして指定席券の購入が可能となっております(券売機では5時30分から23時20分まで購入可能です)

 

 これから改札口に入ります。これまでもご紹介しておりますましたように、改札機は九州新幹線などにあるタイプと同型の自動改札機が設けられております。ただ、九州新幹線で使用できます「EX予約専用ICカード」は使用できませんので、読み取り機の部分は閉じられておりますし、「ICカードはご利用できません」のステッカーがあるのもわかります。

 

 (「ICカードはご利用できません」のステッカーがあります)

 

 改札口を入りまして、ホームへと向かいます。ホームへは長いエスカレーターを使いまして上ってまいります。ちなみに階段もありますが、ひざを痛めている事もありまして、今回は往復エスカレーター利用でありました。尚、全体画像の撮影に向いております12番ホームへは閉鎖されておりますので、向かう事ができませんでした・・・。

 

 

 10・11番ホームにやってまいりました。10番ホームには787系電車BM7編成によります「リレーかもめ64号」門司港行きが停車しておりまして、「かもめ64号」の到着を待っておりました。

 

 (行先)

 

 

 その後、「かもめ64号」が11番ホームに入線しました。この「かもめ64号」に関しましては、昨年9月23日も収めておりましたが、放送案内では門司港行きと案内されておりますが、嬉野温泉駅までは博 多と表示されておりますし、武雄温泉駅に着きますと、誤乗防止?のために武雄温泉と表示されておりました。

 

 

 (「武雄温泉」行先)

 

 「かもめ64号」が武雄温泉駅11番ホームに到着しますと、向かいの10番ホームの「リレーかもめ64号」門司港行きに乗客のほとんどが乗り換えられておりまして、足早に乗り換えられる姿がホーム上で見受けられておりました。ちなみに、前回もご紹介しましたように、多くの方々が赤いTシャツを着用されているのがわかりますが、開業一周年と言う事もありまして、赤のTシャツが販売されておりまして、そのTシャツを購入しますと自由席に一日乗り放題と言う企画でもありましたので、自由席からは多くの方々が見られておりました。

 

 この後、新幹線側ではかもめ64号からかもめ65号に行先が変わりました。この列車に関しましては嬉野温泉駅通過でもありますので、表示の色は赤となっている事がお分かりいただけるのではないかと思います。

 

 

 こうして、「リレーかもめ64号」門司港行きは武雄温泉駅を発って行きました。この列車は、この後博多駅に23時41分に着く事になりますが、さらにこの後小倉駅に0時37分、終点の門司港駅には0時52分に着く事になりますが、この列車が博多駅から折尾・黒崎・小倉・門司方面への最終列車にもなります。そのため、福間・東郷・赤間・八幡・戸畑の各駅にも停車を行っております。

 

 

 前回・今回と、佐賀県側の駅であります嬉野温泉駅・武雄温泉駅の9月23日撮影の模様をご紹介しましたが、正直もう一年経ったかと言う事を実感します。この一年の間にも細かな動きが見られておりました西九州新幹線でありますが、それでも200万人も利用者がいらっしゃるというのはまさに御の字ではないかとは思います。しかし、嬉野温泉駅のように途中駅ゆえの課題も見られている事、そしてこの武雄温泉駅から東の今後というのも課題の一つである事には間違いないのではないでしょうか。とにかく、一年でもこうした動きは見られていただけに、入りました2年目もさらに伸びる事を期待したいものであります。