大阪線の急行は新青山トンネルを抜けて伊勢エリアに達する列車にはトイレ付き車両を含む編成が充当され、2610系を中心に5200系やL/C車も見られますが基本的な組み合わせは大阪方から2+4の6両編成で、中間に先頭車を挟まない固定編成のL/C車を除いて新旧混成が日常的に見られます。大阪方の2両も様々な形式が充当されるので趣味的に面白く、1220系や1422系等VVVF車の更新工事も開始されたので尚更です。


(2020.11.23 法善寺〜恩智間にて撮影)

 急行運用に入る1437系VW41ほか6両編成です。VVVF車の中では後期に登場している同系ですが最後に造られたVW45のみ乗務員室仕切り部の窓が他編成に比べて小さく、5800系の仕様が一部取り入れられています。ただ化粧板や床材は他編成と変わらず妻面にある車番プレートもアクリル製の旧仕様ですが・・・


(2020.11.23 法善寺〜恩智間にて撮影)

 撮影した急行は五十鈴川9:04発の920レで、伊勢方の4両は2610系X15でしたがこの列車は現在のダイヤでも健在で、片道139.1kmを走る長距離列車です。阪伊間を走る急行は現ダイヤでは本数が減少し、大阪上本町〜伊勢中川間の大阪線内完結列車に変わっていますが以前は終日運行されていたのでいつでも山田・鳥羽線内で見ることが出来、名古屋線に直通する名伊間列車との比較も出来ました。