フェリーきょうと見学!
新門司港発着の長距離フェリーを見学できるJR九州ウォーキング、最初にやってきたのは名門大洋フェリー「フェリーきょうと」です。
名門大洋フェリーは新門司港と大阪南港の間を1日2往復結んでいます。
「名門」の名の由来は前身会社のひとつ、「名門カーフェリー」が名古屋港と新門司港の間を結んでいたため。現在はこの航路は廃止されています。
「フェリーきょうと」は、2往復のうち、第2便に用いられるフェリーです。
2021年に就航したばかりの新しい船。
今回はまずこの船を見学します!
各部屋をご紹介しているので必見ですよ~
記念ノベルティをいただき、乗船口へ…!
名門大洋フェリーの公式キャラクター、ノリーナちゃんが出迎えてくれました!
6階のお部屋(コンフォート/ツーリスト)
まずはエントランスから中へ。
日本の情緒を感じさせる「古都のたたずまい」 をモチーフにしたという和の香り漂う空間が出迎えてくれました!
今回の公開では名門大洋フェリーが誇る多彩な部屋が公開されているようなので見ていきましょう。
まずは6階から。
まずはコンフォート。
相部屋ですが、カーテンで仕切られ、ある程度のプライベート性が保たれるようになっています。
枕元にはライトが完備。
寝心地は良さそうです。
続いてはツーリスト。
こちらはカプセルベッドタイプの相部屋で、入口が上段・下段で互い違いになっているのが特徴的です。
こちらは下段。
こちらは上段。
上段・下段と聞くとなんだか昔の寝台特急を思い出しますね~
実際寝台列車ロスを癒やすためにフェリーのツーリストを利用する方もいるのだとか…
6階のお部屋はこの2タイプ(他にドライバールームもあります)。
6階共用設備(レストラン/ゲームコーナーetc.)
6階の船尾側は展望レストラン。
瀬戸内海の絶景を楽しみながら食事をすることができます。
夕食・朝食ともにバイキング形式ということで、バイキング用の設備が並んでいます。
ソフトクリームの機械まで置いてあります…!
私的にはこれ、大きなポイントです。
中央には生ビールのサーバーも設置。
お酒が好きな人にはたまらないでしょうね。
この見学会ではレストランで軽食の販売が行われていましたが、今回はパス。
6階にはその他、売店・インフォメーションと
キッズルーム、
ゲームコーナーがあります。
長い旅の退屈を紛らわせるにはもってこい?
7階のお部屋(スーペリア/ファーストB・J・S)
続いてはひとつ上、7階。
それではお部屋紹介。
まずはスーペリア。2~3人用個室で、3人で使うときは2段ベッドにします。
トイレとシャワー付きで快適ですね。
続いてはファーストB。
ファーストのお部屋はB・J・Sの3タイプあり、このファーストBは和洋室タイプです。
ツインベッドと畳の部屋になっており、最大4人で泊まることができます。
家族旅行にいいかも。
ちなみにファースト共通でトイレは無く、洗面台のみとなっています。
こちらはファーストJ。
和室となっていてくつろいで船旅を楽しむことができます。定員は4人。
こちらはファーストS。シングルのお部屋です。
一人旅行ならここもアリかも。
ただ、船体の真ん中にあるので窓はありません。
7階共用設備(浴室/ラウンジ/デッキ)
この階には展望浴室があります!
見学できるようなので中へ…!
大きな窓から海を眺めながらお風呂に入れる展望浴室!
ビジネスホテルの大浴場並みに広いので多少の混雑は大丈夫。
お湯が抜いてある姿を見られるのはけっこう貴重かも?
その他の設備として展望ラウンジ・テレビラウンジもあります。
そして、船尾側はオープンデッキ!
潮風を感じつつ船旅旅情を満喫できそうですね~
遠くには後で向かう東京九州フェリーのそれいゆが止まっていました。
デッキには脱出用のシューターなども備えられていて、万が一のときにも安心。
見上げるとファンネルマーク!
名門大洋フェリーのマークは前身の名門カーフェリーの「M」、大洋フェリーの「T」を組み合わせたデザインだそうです。
8階のお部屋(デラックス/スイートA・B)
次はいよいよ最上階!
ここには名門大洋フェリー一番のお部屋が並んでいます。
心なしか廊下も高級感が。
まずこちらはデラックス。
2人用のお部屋で広さは20.0m²。そこらのビジネスホテルより広いです。
アメニティ類も充実!
日田天領水が無料で付いてきます。
これもビジネスホテルではよくあるサービスなので嬉しいですね~
そして、このデラックスのお部屋にはなんとお風呂が付いてきます!
これで大浴場に行かなくても大丈夫!
…といいつつ行きそう…(笑)
次はこのデラックスを上回る最上のお部屋。
スイートです。
スイートにはAとBの2タイプがあって、まずはスイートAから。
Aは洋室。広さは26.0m²です。
定員は2~3人。
3人利用時はソファーベッドを使用することになります。
ゆったりとしたゆとりのある空間で過ごす船旅は思い出に残りそうですね~
続いてはスイートB。和洋室タイプのお部屋です。
定員は2~4名。
和室と洋室のいいとこ取りをしたお部屋。
座っているとここが船であることを忘れちゃいそうですね~
ちなみにこのスイートAとB、それぞれ1部屋ずつしかないので予約はなかなか取れないと思われます。
乗りたい方はお早めのご予約を…!
ということで全部のお部屋を巡ってみました!
いわゆる「雑魚寝の大部屋」は全く無く、リーズナブルなお部屋でも快適に、そして上級のお部屋では特別な旅が楽しめそうです!
大阪に行くときは名門大洋フェリーも候補に入れたい…と思っちゃいました!
フェリーターミナルでは公式キャラクターのノリーナちゃんが…!
かわいい…♪
それでは、次はオーシャン東九フェリーの見学へ…!
続きます。
次回(オーシャン東九フェリー/フェリーどうご)
阪九フェリー/せっつ
東京九州フェリー/それいゆ
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