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夏の北陸周遊旅 その3
皆様こんにちは。柳井グランドホテル支配人の松前あつしです。今回も私の趣味である鉄道旅行について書いていきたいと思います!
ちなみに、この記事は私が2016年から執筆していたブログ「ホテルマンの鉄道旅行記」の内容を引き継ぐ形で書いていきますので、以前の記事は下記リンクからご覧ください!
ホテルマンの鉄道旅行記
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前回は滋賀県の米原駅(まいばらえき)に到着し、金沢行き特急しらさぎ号に乗り換えました。ここから2時間、日本の在来線でトップクラスの走りを楽しむ最高の時間が始まります。
実は現在の北陸本線(米原〜金沢間)は線形が非常に良い(=カーブが少ない)ことで知られています。特に北陸新幹線でJRから切り離される敦賀(つるが)〜金沢間は大部分の区間で130km/hを出すことができます。
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日本の在来線は最高速度が130km/hとなっています。これは加速性能の限界というより、カーブの多さや緊急時のブレーキ性能を考慮すると、速度を上げるメリットよりもコスト・リスクが上回ることが大きな理由となっています。
また多くの路線では130km/hが許可されていても、実際はカーブで減速させられる区間が非常に多いです。そのため、真に「速い列車」を決める上では瞬間的な最高速度より始発駅〜終着駅間の平均速度が重要となってきます。
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この平均速度を考える上で、先程挙げた北陸本線の線形の良さが影響してきます。走行区間の大部分で130km/hを出せるしらさぎ号は日本の在来線列車全体でトップ5に入る平均速度を誇ります。ちなみにキングは同じく北陸を走る特急サンダーバード号(大阪〜金沢)です。
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そんなしらさぎ号に2時間弱揺られ、金沢駅に到着しました。既に夜遅い時間ですが、ここから北陸新幹線へ乗り継いで富山駅を目指します。
現在の金沢止まりの北陸新幹線では東京〜金沢を結ぶかがやき号・はくたか号の他に、富山〜金沢の区間列車であるつるぎ号も走っています。つるぎ号は特急との乗り継ぎを考慮されているので、長い時間待つ必要はありません。
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富山駅までは約20分。新幹線のシートに腰掛けて落ち着く間もなく目的地に着いてしまいました。元々つるぎ号の役割はシャトル列車なので当然ですが、金沢〜富山をまるで隣町のように近づけてしまった新幹線の威力はやはりすさまじいものでした。
富山駅に到着したことで、初日の移動は終わりました。次回からは2日目の様子を書いていきます。次回もよろしくお願いいたします!