これは②、最終回です。①はこちら。
沖ノ田川を渡ります。
ここを渡れば大谷海岸駅に着きます。
大谷海岸駅は道の駅に併設されるような形になっており、目の前には大谷海岸も広がっています。
ここは恐らく気仙沼線の中で一番被害を受けた駅であり、地盤沈下で海岸が消滅してしまうほどのことでした。
当時は駅から出たらそのまま海岸に直通みたいな場所にあったので、駅の土台を残し全て無くなっていました。
ちなみにお客さんは4名、そして全て海外の方です。
お手軽海外旅行。
またもや鉄道トンネル。
にしてもここまで乗客が少なかったら復旧させても間違いなく採算が取れていなかったでしょうね。
本吉駅に到着。
駅舎はリニューアルしながらも鉄道時代の姿を残しており、津波で殆どが流されてしまった気仙沼線では貴重な場所です。
歌津駅に到着。
トンネルに入っていたので気圧の関係で曇ってしまいました。
仙山線でも見られる光景です。
この駅からBRTは一般道を走ります。
迂回なのか何なのか…
ちょっとわからない。
清水浜行きとすれ違い。
ここは清水浜駅です。
まもなく志津川です。
気仙沼線の大きな途中駅の一つです。
志津川駅は南三陸さんさん商店街の目の前にあります。
BRTは所詮バス停をつけるだけなのでこういう柔軟ない対応ができるのがいいですね。
志津川の港ですね。
ここは南三陸町で、早朝には防災無線から『残酷な天使のテーゼ』が流れるという信じられない事が起きます。
一度は聞いてみたいですが、宿泊しないといけないですし難易度は高いですね…
柳津駅に到着。
ようやく鉄路が帰ってきました。
ここからは気仙沼線の鉄道区間があるのですがなんとこの便は気仙沼線の終点、前谷地駅まで直通します。
だったら鉄道区間いらないんじゃないの…
北上川を渡ります。
ちなみに鉄道区間の途中駅、御岳堂駅、陸前豊里駅、のの岳駅、和渕駅には停車しません。
つまり約30分閉じ込められるわけなんですよねぇ〜
三陸道が隣に。
南三陸から八戸方面まで繋いでいる地味に貴重な高速道路ですね。
ということで気仙沼駅から2時間40分。
ようやく終点前谷地駅に到着しました…
バスが苦手な者からすると正直しんどかったです…
というか運転手さんもお疲れ様でした。
おまけで前谷地駅の駅舎を。
それでは。