前回のつづきです。
またまた来ました阪神大阪梅田駅、
ここから
須磨浦公園行きの特急に乗って。
次の停車駅である尼崎で下車、なんか最近しょっちゅう来ている気がするこの駅。
ぶつ切り青胴車はこの前と同じ場所にそのままいましたが、その手前にいた電車がいない。
実はそれこそが今回の主役、
駅の東側にある車庫の方から出てきました。
5500系「タイガース号」の特別臨時列車。
阪神タイガースのリーグ優勝記念の一環として10月29日(金)から11月1日(日)の3日間限定、
いつもと何が違うかというと、
普段は個々に別々に走っている黄色い「タイガース号」と緑色の「甲子園号」が連結し夢の合体を果たすということ。
さらにもう一点は
普段「武庫川線」という都会のローカル線内をワンマンで地味にのんびりゆっくりと走っている電車が、
本線の大阪梅田から高速神戸間という普段見られないロケーションをバックに、
5500系生来のジェットカーとしての本領を発揮し激走するというところ。
また、朝一本目は大阪梅田が始発ではなく車庫のあるここ尼崎からスタート、
そのため、またここまで来たのでした。
神戸側引き込み線にいったん停車。
最初は車庫に近い5・6番線にいたのですが、
車庫寄りの東側はホームエンドが細くなっているにもかかわらず、着いた時点で人が溢れかえっていたのを見て、即座に逆の1・2番線の西側に場所を移しました。
そのとき、
阪神甲子園球場100周年記念ラッピングトレインが現れ、
タイガース号とツーショット、
両端に色違いの5500系で三並び、
近鉄電車とのスリーショット、
甲子園球場でバファローズとの日本シリーズを予見させるような並び。
今年のパリーグの覇者、オリックスバファローズは阪急ブレーブスの後継ですが、その愛称からもわかるように近鉄バファローズの血も継いでいます。
この電車は本拠地の京セラドームにも行きますし、優勝セールも近鉄百貨店が担っています。
阪神本線に阪神なんば線、近鉄電車に山陽電車と色とりどり、
マルーンに統一された阪急の様式美とは対を成すまた別の楽しさ、
阪神間という近接したエリアでこの両極が見ることができるのもいいところです。
そして、
まず甲子園100周年トレインが1番線に入り、
続いて、
タイガース号+甲子園号が4番線に入りました。
当初予定していた東側で出庫してくるところこそ見られませんでしたが、こういう組み合わせを見ることができたので、結果論ですがむしろ場所移動してよかったような気がしました。
そしてこの直後すぐに4番線まで移動。
つづく。