木次線:備後落合~出雲坂根 | ぷーれぱぱのブログ
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備後落合駅でいつも残念に思うのは、売店も自販機もないこと。

いつも乗換えるだけで、経済効果になりません。

奥出雲おろちの発着駅で、18きっぷや紅葉の季節はそこそこの乗り換え客があり、駅舎も立派なのに…

駅前の坂を下りて橋を渡ると自販機が見えますが、乗換で忙しくてなかなか行けません。

TVや新聞では日本一乗客が少ない線ということで、三次行きと新見行きが並んだ写真が出ます。

左から木次線の1番線、三次方面の2番線、新見方面の3番線。

島ホームに急行が発着していたので、そば屋があったように記憶しています。

このホームは結構長いです。

70年代は広島からの米子行き急行ちどり1号4両、津山行き急行やまのゆ2両が併結で到着。

備後落合駅で分割されていました。

島ホームの右側には以前は機関庫があり、現在も貯炭場、転車台が残っています。

現在木次線でいちばん長いのは奥出雲おろちで、DLと客車(雨天用控え)とトロッコの3両編成。

芸備線は、イベント時にキハ120やキハ40・47の2両編成が来るくらい。

木次線のキハ120単行がやってきました。

観光客とおぼしき十数人が乗っています。

やはり出雲坂根の吸引力でしょう。

折返しの木次線宍道行きは観光客ばかり十数人で出発。

芸備線と別れて山越えです。

備後落合を出てまもなく、雨が降り始めました。

油木から三井野原にかけて土砂降り。

斜面から勢いよく水が流れています。

三井野原を出るとおろちループが見えます。

後方は比婆山他の分水嶺。

1300m弱でそう高くはないのですが、山奥を思わせます。

木々の間から出雲坂根駅が見えてきました。

スイッチバックの3段目と2段目を下りて到着です。

今日はここで下車します。

地元駅で買った出雲坂根までの乗車券を料金箱に入れます。

カメラを持った乗客が、ちょっとホームに降りていいでしょうかと運転士さんに声をかけていましたが、断られていました。

無人駅のワンマン運転なので、車両から外に出ると下車扱いなのでしょう。

乗車券を見せて途中下車という手もありますが、そのまま置いて行かれたことがあるので、おススメできません。

奥出雲おろちだと停車時間中にホームに降りて焼き鳥を買ったり、延命水(わき水)を汲んだりできます。

ホームに残ったのは私だけでした。

(つづきます)