JR東日本 目白駅発行高田馬場接続西武線160円区間ゆき 片道連絡乗車券

2023(令和5)年8月にJR東日本山手線の目白駅で発行された、高田馬場駅接続、西武線160円区間ゆきの片道連絡乗車券です。


   

桃色JRE地紋のA型金額式券売機券で発行されています。
目白駅~高田馬場駅間のJR線運賃が150円、高田馬場駅から西武線区間は160円区間になりますので合計運賃は310円ということになりますが、同区間は乗継割引が適用されていますので、10円マイナスの300円で発売されています。

最近同社では、SuicaなどのIC乗車券の利用を推進しており、連絡乗車券については連絡運輸機関間の精算業務の煩雑さを軽減する意味もあって、券売機から口座が削除されています。そのため、JR線の乗車券を乗換駅(高田馬場)まで購入し、その先の西武線については現地で購入するよう案内されます。
しかしながら、乗継割引が適用される区間について各々乗車券を購入することになりますと、割引が適用されなくなるという旅客側の不利が発生することから、「仕方なく」割引が適用される口座だけが券売機に残されており、目白駅では高田馬場駅で西武線に接続する連絡乗車券はこの1口座のみの発売になっています。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 東武鉄道 下板... JR西日本 天王... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (大森山谷)
2023-10-04 10:02:20
 こんにちは。ご無沙汰していますが、毎回読ませていただいています。

 自営業のせいもありこの頃ほとんど鉄道を利用しなくなりました。今年の春に上野公園の催しを手伝いに行くことになり、京浜急行の駅で連絡乗車券を買おうとしたところ、何故かJR方面の口座がありません。他社はあるのにどうなっているのか?と思いつつも、時間がないので品川迄購入。
 実はパスモが行方不明のためこうなりましたが、以前に連絡切符を買ったのがいつ頃だったのかも思い出せません。今これを読んで納得しました。

 こうなると券売機券と言えども会社によっては連絡乗車券が多くなく、珍しい。このような状況が今後多くなるのかもしれませんね。
 パスモは後日出てきましたが、乗車券利用者にとっては連絡券が無いのは不便で困ります。
 
 
 
> 大森山谷さま (isaburou_shinpei)
2023-10-06 14:59:36
コメントありがとうございます。
鉄道事業者の立場からすると、自動改札機に紙のきっぷを通す設備を付加すると、機器の値段が数百万円高くなるとか、当然、機能が多くなればメンテナンスの費用も高くなるわけで、そういう理由で乗車券のICカード化はどうしても貫きたいのが本音ということでしょう。
なので、自動改札機もすべてが紙のきっぷに対応している訳ではないし、あえて、事務が繁雑になる連絡乗車券だって発行する必要がないんです。
「不便だと思うならICカード持てば良いんだ」ということを言われているようなものですね。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。