今日はNゲージ鉄道模型、KATOの201系カナリア色、ミツ9編成の整備続きです。今回は4両挟んでいる試作車900番台の話がメイン、集電安定性向上の他にパンタグラフのアレンジ交換などやっています。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

前回の記事動画でチラつきまくっていた先頭車クハ200-103の”擬似サス化”は真っ先にやって集電安定性が向上しましたが、既に書いた↓クハ201-103と同じ内容なので省略します。これで10-371、量産車6両の整備は終了です。

 

 

ということで残り4両、戸袋窓の大きい試作車900番台の話になります。1990年より導入されたATS-P搭載が出来なかったため10両編成を6+4に分割し、量産車の中間封じ込めで活躍を続けました。ミツ9編成は4両が中間に挟まった編成です。写真はモハ201-902パンタグラフ1基の撤去跡を再現したり..

 

201系では唯一のMc車、クモハ200-901が入っていたりと模型上楽しい編成を再現しています。が車両はKATOの3桁品番(437~441の一部改造車)と大変古いものです。

 

なのでパンタグラフも古め?写真奥の量産車と比較して菱形下辺(矢印)が1本線構造の古いもの(11-404 PS16 Aタイプ)なのが気になりました。10-372相当=4両の量産車が余っているので、同じパンタフラフ=下辺2本線(11-420 PS16 Bタイプ)に付け換えて感じを合わせられないかな?と考えました。(実車はPS21だったようですが、模型ではPS16-Bタイプで代用されているようです。)

 

Aタイプは取付穴が写真横方向に2つだったので、パテ埋めして(跡が見られます😁)、Bタイプ用の縦2つを空け直しました。

 

量産車の屋根を上から被せて穴にドリルを通し、穴あけの位置出しをする、という方法を採りました。

 

PS16 Bタイプを取付、奥の量産車と感じが合ったと思います。(以前も書きましたがA,BタイプはKATO模型パーツの呼称のようです。)

 

3桁品番車 ということは40年以上使っている古い古い製品です。座席パーツがボディー一体型、ウェイトの変色も凄いです😅。集電板はサスペンションを効かすようにと自分で工夫していましたが、左右分割型と一体型の2種類が出てきました。

 

左右一体タイプは折り曲げていた所を伸ばして、矢印の部分で下に潜らせることで、擬似サス化に再利用できました。

 

左右分割型は再利用が出来ず、新たに0.1mm厚の燐青銅板を切り出しました。

 

こうして40年以上前の古い古い車両を最新のサスペンション機構構造に似せる”擬似サスペンション化”をやりました。手作りだし、燐青銅板がストレート構造じゃないので大丈夫かな?と思いましたが、今の所順調に走っています😁。

 

妻面窓埋めもやりました。量産車と併結されていた頃は左右窓が埋められていた筈です。が、左の量産車とだいぶ違って見えます😅。左と同じく埋め跡がちょっと出っ張るように工夫しよう もやったんですが全然上手く行かなかったので..😅、

 

妻窓パーツの中央、貫通扉窓だけをマスキングして黄色5号でスプレーし、はめ込んだものです。

 

この構造、側面窓ガラスを外す際、矢印のように妻面窓を思いっきり擦りるので傷だらけ😅、なら黄色く塗ってしまおう でした。何か考え付いたらもうちょっと工夫するかもですが..

 

これで整備終了です。奥に見えるオレンジ色;ムコ16編成と共に201系は全車擬似サス車になりました。この先順調に走ってくれればいいな と思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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