鉄道の街 福知山に今夏新しく誕生した「福知山鉄道館 フクレル」 

駅からは1kmほど離れた福知山城公園内にあります 

 

改札風のラチを通ると、エントランスでは C57-93蒸気機関車 の動輪が出迎えます ここはこじんまりとした建物で残念ながら実車はありませんが、壁にはありし姿の写真(イラスト?)が大きく描かれています 

 

 

プチ情報もいろいろ書かれていて、C57が三重連で走ったのは福知山だけだそうです 

 

 

福知山が鉄道の街となったのは、東西南北の交通の結節点となったことが大きく、

1899(明治32)年に阪鶴鉄道(現 福知山線)大阪〜福知山南口 間が開業(南) 

1904(明治37)年に舞鶴へ延伸し、綾部経由京都方面と接続(東) 

1911(明治44)年に播但支線 和田山〜福知山 間が開通し、姫路・城崎方面と接続(西) 

1923(大正12)年に北丹鉄道が開業し河守鉱山輸送が開始(北) 

1950(昭和25)年に鉄道管理局が設置され山陰線・福知山線・舞鶴線・宮津線・播但線を管轄 

その後鉱山閉鎖や道路網整備により北丹鉄道は廃止となったが、新たに宮福線工事が宮津から南進し、地方線建設凍結の紆余曲折を経て、1988(昭和63)年に第三セクター宮福鉄道(現 京都丹後鉄道 宮福線)により宮津へと直結し、現在にいたる 

 

 

福知山の歴史コーナーの次は、福知山駅の過去と現在を表す大ジオラマ 高架化前の福知山駅・扇形車庫と、高架化後の福知山駅を見ることができます 

 

 

 

 

館内に実車展示はないものの、フクレル別館として(旧ポッポランド2号館)C58-56 が1kmほど先の街なかに保存展示されています 

 

また近くには、福知山駅南口公園に C11-40 が、西駅公園に 北丹鉄道2号機関車のレプリカ を見ることができます さすが鉄道の街です 

 

 

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