久し振りの東京は、9/23~27の4泊5日の長旅でした。

 

4日目の夕方は、神田明神から秋葉原まで歩いて、秋葉原に点在する模型店巡りをしました。最初に訪れたのは、総武線の高架下に沿った道にあるビル5階のGMストアーです。

左側のキハ110形只見線の衛星アンテナと、中央の同左用のステッカーⅡです。実は、いつも拝見している方の記事(https://ameblo.jp/ueda1002f/entry-2821010558.html)に触発されて購入しに行きました。店内正面壁のパーツ棚を探したのですが見つからず、スタッフさんにも当該記事をスマホ画面に表示して、これを探していますと伝えましたので、即座に入口近くに吊るしてある棚に案内していただけました。

 

続いて、同ビル3階にあるIMON秋葉原店とMONTAを覘くも購入品はなし。ビルを出て少し歩いて数店を訪れ、ホビーランドぽち秋葉原1号店で右側のTOMIXのTR48形台車枠PT-108(旧集電方式)を購入しました。TOMIXの旧国73系でDT13との履き替え用に使う予定です。

 

 

ポポンデッタ秋葉原店では、こちらを購入しました。

 

実は空ケースなんですが2個で77円と破格値でした。3日間連続の同窓会/飲酒での出費2万円が痛手となり、車両購入は断念しました。

 

ネットサーチで見つけたこちらの記事(https://kakaku.guide/model-train/post/56/)によると、秋葉原には現時点で鉄道模型店が19店も点在するとのことで、全店を効率良く巡るルートが地図と共に記述されており、たいへん参考になりました。最後にヨドバシカメラのマルチメディアAkibaで一息ついてから、東京メトロ・日比谷線で北千住に出て千代田線に乗り継ぎ、綾瀬に帰り着きました。翌朝の朝食を恒例の東急ストアで調達してから、夕食には近くの松のやで590円のロースかつ定食(大盛)を食しました。これがとても美味しかったです。

 

5日目の9月27日は、いよいよ最終日です。チェックアウトの10時ぎりぎりにホテルを退出。

今日も東京メトロ・千代田線に乗車、北千住でJR常磐線に乗り換えて南千住で下車しました。

 

南千住駅前から上野方向に歩き、信号のある三叉路交差点を左折すると、立派な歩道橋が現れます。此処まで5分位でしょうか。

歩道橋を上がったところで、一気に視界が開けます。

 

JR貨物の北の拠点・隅田川駅です。

機関区を出区してきたEH500-19

 

着発線で入替作業中のEF210-329


歩道橋上を渡り切ると機関区の全景が見えました。

 

先程のEH500-19が、積載済みコンテナ貨車を着発線へ迎えにいきます。

 

EH500-19牽引で、東北方面行の貨物列車の出発です。

 

貨物ホームから貨車を引出す役目はHD300-35の出番です。

 

歩道橋を渡り切って下に降りると、南千住駅前歩道橋の表示がありました。

 

南千住駅に戻って、初乗車となる「つくばEXP」で秋葉原駅に到着しました。

 

地下にある「つくばEXP」の秋葉原駅・改札口で、ここを出て地上に向かいます。

 

総武線ガードが見える万世橋交差点まで歩いてきました。

 

背後にある神田川に架かった万世橋を渡ると、E353系が通過中のレンガ積み構造物が、中央線の神田~お茶の水間にあった万世橋駅の遺跡になります。この時点で12時を過ぎていました。

 

遺構の神田川沿いにはテラスになった自由通路があり、素晴らしい場所です。

 

遺構内部に入ると板張りに整備された通路があり、各所に展示がなされています。

 

万世橋駅のジオラマと、その下には当駅を通過した歴代の電車模型が展示されていました。

 

神田川沿いの反対側には、駅ホーム跡に通じる階段があります。現在では網目ガラスの自動ドアが設置されており、写真を撮ろうとドアから離れると閉まってしまい階段が見えなくなるので撮影には難儀しました。外部の一般道路を通行中の女性がこれを見かねて、ドアを抑えていましょうかと声を掛けて下さいました。偶然にも何とか撮影できたところで、御礼を述べて終わりましたが、今回の旅行では二度も親切にお声掛けしていただく機会に恵まれ、とてもハッピーな気分になれました。

 

自動ドアから12段ほど上がった踊り場で左へ曲がり、お茶の水方のホーム跡に上がることができます。階段を上がり切った所は、天井も含めガラスで囲われた展望の優れた喫茶室となっていましたが、多くの方が食事中でしたので撮影はしていません。

 

 

ホーム上を逆に神田側に向かうと、古レールを使用した遺構があり、この場所は天井が吹き抜けになっています。島式ホームで、両側を中央線の電車が通過することから、線路側をガラスで仕切って安全が確保されており、ベンチに座って持参の昼食を食べている方もいました。

 

ホーム跡は全長20m位しかなく、神田側の端は遺構内の通路に通じる階段になっています。

 

東京行きのE233系が通過していきました。電車見物には良い場所ですが、全てガラス張りなので、モダン過ぎて当時の面影は希薄なのがちょっと残念です。近くのコンビニで昼食を購入し、神田川沿いのテラスに戻り食べ終わったのは13時を過ぎていました。

 

神田駅に向かって歩いていると、懐かしいカワイモデルがありました。

 

ここで16番のパーツを購入したのは50年以上も前の事です。

 

銀座線で神田から渋谷に移動。東急東横線に乗り換えて日吉に向かいます。

 

渋谷方から、日吉止りの都営車と横浜中華街行の東急車が併走して日吉駅に進入。

 

日吉から東急・新横浜線に乗って新横浜駅に到着しました。左側には相鉄線直通・湘南台行の東横線車両、右側は折り返しの中線ホームに停車中の埼玉高速直通・浦和美園行の目黒線車両。

 

新横浜駅の南改札口。駅事務室にはそうニャンが居るので相鉄の管理駅の様です。この時、既に15時前になっていました。

 

更に相鉄新横浜線・海老名行に乗車し、以前に来たことのある西谷(→こちら)は通り越して、かしわ台駅まで行きました。到着したのは15時26分で、16時頃には此処に戻ってこないと飛行機搭乗に時間的な余裕がなくなります。橋上駅舎の改札を出て右手に進み、かしわ台跨線橋を渡っていくと、相鉄の車両センターが見えてきました。更に坂道を下り、信号のある交差点を左折して車両センターの裏側にある坂道を登って行くと、保存車両が留置されていました。ここも初めての訪問です。

 

いきなり、アルミ車体試作車のモハ6021が姿を現しました。

 

続いてED11

 

更に、木造緩急貨車のトフ400

 

事業用車となった17m車体のモ二2005

 

相鉄初の20m車体・両開き4扉の鋼製車はモハ6001

 

構内には多数の現役車両が留置されています。

 

大急ぎで、かしわ台駅に戻ってきました。横浜方の線路の向こう側には、300m先の東口改札に続く長くて有名な通路が見えています。この通路も歩いてみたかったのですが、16時15分になっています。羽田空港駅に17時30分には到着する必要があり、時間切れなので次の機会に譲りました。

 

16時16分発の快速・横浜行(9702F)に乗車。横浜で京急の特急・品川行に乗り換え、京急蒲田でエアポート急行・羽田空港行に乗り継いで、ぎりぎりの17時27分に羽田空港第1・第2ターミナル駅に到着することが出来ました。飛行機にも間に合い、伊丹空港から大阪モノレール・阪急宝塚線・能勢電鉄と乗り継いで、夕食抜きのまま自宅に帰り着いたのは21時でした。

 

75歳にもなってから、4泊5日で内3日も飲酒、日中は歩き回ってと、かなりハードな旅行でしたが、目一杯楽しめたことで良い想い出になりました。(完)

 

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