◆ブログ記事100投稿記念◆夢、ありがとう By阿武隈急行 | さきた☆たまきのラウンドハウス・第二機関区(アメブロ版)

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管理人の好きな鉄道や旅、その他近況などを気ままに綴るブログです。

 

このヘッドマークに隠されたメッセージを解読せよ! なーんてね…。(^^

 

 ひいて見ると『夢』という漢字一文字ですが、アップにして見ると、あることばが隠されています。おわかりになりますか…?

 えー、写真は今年初めに仙台へ行った際、福島から阿武隈急行に寄り道して撮ったものでして。正解はタイトルでバレていますよね、『ありがとう』…。これ、ネットの情報などで、知っていた人もいらっしゃるんじゃないかと思いますが、私は全く知らなかったんです。
 
 ただ、これに込められた思いについて考えさせられたり…。阿武隈急行、ここ何年か自然災害でたびたび被害を受けています。

 2019年10月、台風19号の影響で大雨に見舞われたときは、県境をはさみ、被害のひどかった富野~丸森間が最後まで不通区間として残りました。宮城県では鉄道として復旧しない可能性も示唆していたとか…。かなり危機的状況だったようです。理由はその区間のお客が少ないことだったようですが…。とはいえ、なんとか1年後には全線復旧にこぎつけ、危機をまぬがれたようです。
 直近では2022年3月の福島沖震源の地震です。その1年くらい前の2021年2月にも福島沖を震源に大きな揺れが来ています。前年は2日後には復旧できたのが、このときは電柱が傾いたり、橋脚に亀裂が入ったりして、全線復旧まで3ヶ月ほどがかかったそうです。

 復旧してもなにかしら起こるって、賽の河原の、石を積む子どもたちとそれを意地悪く崩す鬼のエピソードを彷彿させます(>_<")。近年日本は地震の活動期に入ったといわれ、また一方で気候変動によって、雨の降りかたが極端になっています。こういったローカル線は山あいや川の近くを走り、自然豊かなのが売りですが、かえってそれが弱点にもなっています…。
 さらにお客が少ないという問題になると……、ここ数年のコロナ禍をはさみ、ローカル線ではなおきびしい状態だろうと思います。

 阿武隈急行は紆余曲折の末、全線開通した経緯がありますからね。途中まで国鉄丸森線として開業し、福島までの開業時は第三セクター線として…。 転換前丸森線は赤字路線として名前のあがっていた上での再出発だったわけです。
 近年の度重なる災害には、そんな道を歩んだ末、全線開業した鉄路だからこそ、守らねばという思いが復旧に届いたように感じます。

 鉄ちゃん(ファン)としては乗ることで応援するしかないのですが…。あ、最近は寺社の朱印帳に倣って、『鉄印帳』なるものもあるらしいですね。阿武隈急行でもやっているようで…。乗りに行くついでに、または収集を目的に乗りに行くという手もあります。(私個人は鉄印集めはやっていないのですが…)

 

 

 そういえば、阿武隈急行でも車両の新旧交代が進みつつあるんですね…。三セク開業当初からの顔・8100系からAB900系へ。『新顔』はどこかで見たような~?と思ったら、JR東日本の南東北界隈で見かけるE721系と共通のデザインです。

 写真↑は乗り継ぎになる梁川駅で撮ったもの。この先槻木ゆきは新型が来ました。ちょうどよく新旧車両に乗れたのです。
 以前、やはり仙台に行く際に阿武隈急行には乗ったことがあったのだけど、あのときは福島~槻木を通しで乗れました。が、最近の災害に鑑み、梁川でダイヤを分けることにしたみたいで。よって乗り継ぎが生じるようになったのですね。でもまあ、結果2種の車両に乗れたので…。この時期に訪れたのはよかったなと思っています。

 ところで話は変わって…、タイトルの通り、この記事で100投稿になりました。弊ブログの更新頻度は月に1~3回と決して多くはないのですが、ちりも積もればで、なんとかここまでたどりつくことができました。ご覧くださっているかたがたへ…、ありがとうございます。また、つたない記事、中身に関わらず、『いいね』もたくさんいただき、恐縮です。
 今後もペースは変わらないと思います。でも、こんなのんびりしたブログでよろしければ、気が向いたときでものぞいてやってくだされば幸いに存じます。

★写真…2023.1.14@阿武隈急行線内