近鉄名古屋から急行に乗車すると最初に停車する駅は近鉄蟹江ですがこの駅は現在も構内踏切が存在し、特急の高速通過を間近で見ることが出来るスポットにもなっています。かつては駅長所在駅で伏屋から近鉄弥富までの各駅を管理していましたが現在はこれ等の駅を含め近鉄名古屋の管理になっており、名古屋線の駅長所在駅から特急通過駅が無くなっています。


(2023.9.24 近鉄蟹江にて撮影)

 宇治山田行きの名伊間急行に充当される2610系X27ほか6両編成です。日中は毎時3本運行される名古屋線の急行ですがダイヤの都合で13時台のみ名伊間列車が2本設定されており、土休日は宇治山田行き、平日は五十鈴川行きで運行されます。


(2023.9.24 近鉄蟹江にて撮影)

 撮影した名伊間急行は近鉄名古屋13:41発の1333レで、名古屋方の2両は1201系RC01でしたが同編成はB更新時に前照灯がLEDライト化されており、ハロゲンライトとは形状が異なるため非点灯時でも違いがハッキリとわかります。1201系はワンマン対応車であるため伊勢エリアでは急行と普通電車の両方に充当される姿が見られ、急行では増結車としての姿になりますが2両単独の普通電車とは雰囲気が大きく異なり、編成が長くなる分迫力を感じられます。