あこがれの地にて Ⅰ 立野スイッチバック | 白い帆と蒸気

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鉄道、ほぼほぼ蒸気機関車の記事を中心に時折ヨットの記事も交えて紹介していく予定です。よろしくお願いします。

初秋のばんえつ路を紹介している途中ではありますが、順番に紹介していると掘り鉄になりそうなので、すでに1週間を経過して速報とも言えませんが1カットだけでも紹介しておきたいと思います。

 

SLあそBOYは、2005年に機関車の故障により運転が終了してしまいましたが、この頃もいつか行ってみたいと思っていましたのでガッカリしました。ハチロクが復活して肥薩線を走り始めましたが、いつかは補機付きでも良いので豊肥線を走って欲しいと願っておりました。

仕事の関係で2011年以降毎年2回ぐらいは阿蘇にある自社工場に出張しておりましたので、いつかはその機会が訪れるだろうと思っていたのですが、2018年に定年後、再雇用になってからは出張も無くなりました。熊本地震発生前に一度だけ豊肥本線の普通列車に乗り、スイッチバックを経験した時には、よくこんな急こう配を登っていたものかと感心しました。熊本地震で不通になってからは豊肥本線の廃線もあり得ると思っておりましたが、復旧してくれて本当に良かったです。

SL人吉の3月での引退が報じられ、その後久大線⇒豊肥線のSL湯煙号の企画が11月に実施されると報じられた時には絶対行くぞと気合が入ったのですが、これも中止が決定。

もうハチロクを撮りに行くことはないのか・・・と諦めていたところにSLあそBoy1日限りに復活の報が入りました。

これは行くしかないと即決しました。

 

現地に前日夕方に入り、即スイッチバック付近をロケハン。良い立ち位置はすでにキープされていましたが、何とか撮影場所を決めて翌朝も早く現地入りしました。

特に本日紹介する立ち位置は人が増えるとアプローチが難しく、それが心配で気になってしまって・・・ほとんど眠れませんでした。

現地には通過5時間以上前の6時ごろ到着。車を停める場所を探すのにまずひと苦労です。かなりの同業者が場所探しに奔走しています。

心配していたポイントは、ちょうどアプローチする出入口?に知り合いの方がいらっしゃって何とか心配の種が消えました。

もう一つ問題だった雨も通過1時間前には止んでくれました。

あとは、無人君の働きに期待するだけです。

現地で一緒に行動したG君のサポートもあり、何とか撮影することができましたので本日はこれを紹介します。

 

ただ、残念ながら無人君1号は前回遠征時にエラーを起こし、その後色々いじくって復活したのですが結果的に設定に失敗しており、画質の悪いものになってしまいました 4K動画のつもりがハイビジョン設定だったのです。

こんな失敗も覚悟していましたので、無人君6号にも仕事してもらいました

 

広い画角からかなりトリミングしていますが、フルサイズだと何とか画質がキープできていて良かったです。

スイッチバック周辺には棚田が広がっていますが、ほとんどが休耕田でした。偶然なのか、必然なのか真相はわかりませんが、この画角に多くの棚田を入れることができて、しかも黄金田です。本当に大満足でした。

 

ハチロクが通過し、カメラの画像を確認してちゃんと写っているのが確認できた時には本当に嬉しかったです。

 

現地でお会いした皆様、本当にお世話になりました。

 

この遠征の続きは、ばんものの報告完了後に改めて報告したいと思います。かなり先になりますが・・・