遅い夏休みをいただいて、松山の実家に帰省してきました。上灘駅も追加取材したのですが、今回はゴージャスにも、その1でご紹介した、駅のすぐそばにある「海に恋する泊まれる喫茶店ポパイ」様に1泊してきました。
このゲストハウスは横浜市在住で都心の大学に通っていた女性が、一念発起して双海町に移住、祖父母が経営する食料品店の2階で休業中だった喫茶レストランを再オープンさせた上に、宿泊施設を設けたものです。資金調達にクラウドファンディングを活用しており、こちらがそのときの募集記事です。
ドミトリーだと1泊4,000円なのですが、オヤジのいびきで他の方に迷惑をかけると申し訳ないので、贅沢にも7,500円でツインの個室をシングルユースさせてもらいました。ネットには若い人達が楽しんでいる写真がいろいろあって、小生がおじゃましていいのかなあ、と思ったのですが、若い男性スタッフが実に親切におもてなししてくださいました。
上灘駅に到着しました。線路が夏草だらけです。
ポパイです。ランチのお客さんで賑わっていました。
入口です。ここから2階に上がります。
ランチメニューの看板です。
2階からの眺めです。この日の伊予灘はモヤがかかっていました。
ナポリタンをいただきました。美味!
3階のベランダから眺めた上灘駅です。(宿泊しないと上がれないので念のため…)
夜はネットで予約しておいた夕食をいただきました。鯛めしがこの上なくおいしくて、この数年で最も有効に使われた2,000円かも。この後は部屋で角瓶のポケットボトルを、チビチビと楽しみました。テレビがないのが、とても、よかったです。
翌朝です。「トレインルーム」という名の部屋で、建物の間から上灘駅のホームが見えます。
6:49、松山駅からの始発列車がやってきました。もともと特急用だったキハ185を改造したキハ185 3100番代です。
上り列車を待っています。顔は特急ですが、普通列車なので、当然待ち時間があります。
模型です。舞台は下灘駅ですが、いつか完成した上灘駅セクションで撮影したいものです。
6:54、上り列車がやってきました。キハ32とキハ54が連結されています。
7:42、キハ54単行の上り列車がやってきました。今度は上り列車が下り列車を待ちます。
下り列車はキハ32の単行でした。
ポパイの3階ベランダからの風景です。
砂浜が見えるところは双海シーサイド公園です。お土産が買える「道の駅」もあります。
9:12、上り列車がやってきました。キハ32が2両です。下り列車との交換はありません。
後ろの車両にはなんだかおどろおどろしいラッピングがしてありました。予土線沿線にある愛媛県鬼北町が「鬼のまちづくり」をコンセプトに町おこしを進めていて、鬼北町とJR四国のタイアップ企画だそうです。けど、小さいお子さんは怖がるかも…。
お昼は再びポパイにおじゃまして、中華そばをいただきました。懐かしい見た目の中華そばですが、「ポパイ秘伝のいりこだし」のスープが絶品で、うーん、また食べたい…。
13:07発の上り列車で帰路につきました。ご存じ「おさんぽなんよ」のラッピング車両でした。写真は伊予市駅に着いたところです。
こちらの電車に乗り換えて、松山に戻りました。気動車王国の四国で鉄道少年だった小生、電車となると、とたんにワクワクがなくなっちゃうのですよねえ…。