函館本線の経営分離予定路線を往く~その2~ | 鼠帝国@アメブロ

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続きである。

 

俱知安15:17発の1945Dで小樽へ向かう。

 

経営分離後の小樽-長万部間は廃線→バス転換と決定した…のだが、

地元のバス会社の運転手不足で応えられるかという問題と,

そもそも、この問題で道庁と地元のバス会社の間で協議がなされてないらしく、

それに地元バス会社は不満を抱いていると言われている。

そこで地元自治体からは

"バス転換が出来ないなら鉄路を残せ"という声も上がり始めている。

 

特に余市町は余市-小樽間は鉄道利用者が比較的多く、

それをバスで捌けるのか?という懸念が大きく、

新幹線の駅が出来る予定も無く、恩恵が無いのもあって

元々第三セクターで鉄道の維持を求めていた経緯もある。

 

成り行きを見てると、道庁は

鉄道廃止前提で協議を進めたい様にしか見えないが、

このまま話がこじれると、新たな展開が見られるかもしれない。

これからも目が離せない問題である。

 

小樽16:27着。

 

小樽16:32発の快速エアポート172号に乗り換えて札幌へ。

 

函館本線は小樽築港-銭函間も海岸沿いを走る絶景車窓!

…なのだが、JR北海道の普通・快速用電車の窓の大部分が

汚れているのか曇っていて残念であった…

経費削減でもしてるのだろうか?

 

札幌17:08着。

 

調べたら11年振りの来訪との事!な、懐かしい…

 

暫し駅構内で撮影。

現在でも在来線ターミナルの貫禄が十分感じられる駅である。

 

かつてJR北海道と言えば、自治体からの支援もあっての設備投資や軌道強化で

多くの特急で振り子車投入や130km/h運転を実施し、

在来線特急で最速の表定速度を記録するなどしていたのだが、

丁度その11年前ぐらいから車両火災事故をはじめとする車両トラブルや

脱線・保線記録改ざんの不祥事が連発した影響で

振り子車の運用や130km/h運転を取りやめざるを得なくなり、、

また自然災害や利用者減による廃線も相次ぐなど

非常に厳しい経営環境に置かれている。

鉄路を維持出来る何か良い妙案がないものだろうか…

 

札駅の雰囲気を堪能したら、地下鉄で行脚先のすすきのへ向かう。

しかしJRと地下鉄の駅は微妙に距離があるのがもどかしい…

 

この電飾を見ると(札幌に来たなぁ…)と感じられ。

すすき野のランドマーク的な存在なのか、写真を撮ってる人が多かった。

 

札幌市電も健在。今度は乗りたいものである。

 

行脚を終えたらネカフェで一泊。

 

2日目は道中で行脚しながら帰るのだが、

ゲーセンが開くまでの時間に何か乗り鉄を…という事で

札幌の地下鉄の中で乗った事の無い東西線を完乗しよう!という訳で、

先ずは札幌7:33発の132Mで発寒へ向かう。

 

発寒7:45着。

 

ここから東西線の始発駅、宮の沢へ徒歩で向かう。

 

発寒駅-宮の沢駅間は約1.25km。

 

無事到着。

 

ここから平日朝ラッシュ時の札幌市内を横断して新さっぽろを目指す。

 

新さっぽろ到着。

 

新札幌はJRと地下鉄の乗り換えは至便であった。

…続く