近鉄で唯一全線が地下にある難波線ですが線内にある3つの駅(大阪難波・近鉄日本橋・大阪上本町)は上下線間に柱が無く、撮影には都合が良いです。難波線の駅は大阪難波が2面3線、近鉄日本橋と大阪上本町は2面2線ですがこのうち大阪上本町は鶴橋方に両渡りがあり、異常時は地下ホームでも折り返し運転が出来るようになっています。


(2023.5.15 大阪上本町にて撮影)

 難波線の駅は先に書いたように上下線間に柱が無く、広々とした印象を受けますがホーム長も10両分あるため6両編成が主体になる日中は編成写真を撮影するのに都合が良く、ラッピング車も多く発着するので楽しみも多いです。1枚目は普通運用に入る「ならしかトレイン」ですがこのラッピング車のみ2編成存在し、1026系のVH27とVH29が該当します。


(2023.9.24 大阪難波にて撮影)

 続いて2枚目は急行運用に入る志摩スペイン村ラッピングトレインです。こちらはL/C車の5800系DH01が充てられていますが1枚目の「ならしか」や以前運行されていたDH03の海遊館トレインのような車内装飾は施されておらず、乗車後はワクワク感が落ちてしまいます。撮影後DH01は引上線へ移動しましたがエンド交換時の作業を少なくするためかホーム停車中に種別灯を消灯し、遮光幕も全開にしていたため難波では異例(?)の前照灯点灯+遮光幕全開の一般車を見ることが出来ました。