おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

「わたらせ渓谷鐵道」その6。取水堰。左岸沿いに進む。渓谷美。足尾銅山鉱毒事件。原向(はらむこう)・危険!サル出没中。足尾銅山通洞選鉱所跡。通洞変電所。通洞大橋。(関東ローカル私鉄の旅。その7。)

2023-09-28 20:36:15 | ローカル鉄道の旅

「渡良瀬川」左岸沿いに進む。

※「沢入駅」から次の「原向駅」までの区間は、同鉄道の中でも急勾配区間に当たる。落石に注意する場所が数か所あり、国鉄時代にも台風や大雨による落石で運転を見合わせることがあった。そのひとつに坂東カーブがある。この区間も、蒸気機関車C12形による重連運転が行われていた。自力加速が可能なディーゼルカーでさえも、全力力走にしても足尾方面の場合40km/hが限界である。逆に桐生行きは勾配を下るため惰性走行でもかなりの速度が出るために、坂東カーブ入口手前に、速度照査式のATSが設置されている。(「Wikipedia」より)

「取水堰」。

渓谷が続きます。

              

すばらしい渓谷美が続きますが、かつては足尾銅山からのひどい汚染水が流れていました。今は、澄んだ流れに。

 

           

河川の氾濫などにより、大量の鉱毒が下流の広範囲の田畑に甚大な被害を与えました。

 

                   

            

集落に近づきます。

「原向(はらむこう)」。

栃木県に入って最初の駅です。
足尾町には山歩きをするには格好の場所がたくさんあり、初心者から健脚者まで楽しめます。備前楯山、庚申山登山は原向駅からのアプローチがよく、道標も整備されています。
駅を降りて庚申川に沿って北(銀山平)に登って行くと、2017(平成29)年にリニューアルした国民宿舎「かじか荘」・庚申の湯(日帰り入浴可)があります。

危険! サル出没中

女性や小さなお子さんは特にご注意ください ・目を見つめない ・物を与えない ・威嚇しない   日光市

庚申川。

この付近から、わたらせ渓谷鉄道線は、再び、右岸沿いに進みます。

振り返る。

           「古河機械金属(株) 足尾事業所 技術課」。「旧足尾銅山」「古河」関連の施設が増えてきます。  

      右手に「足尾銅山通洞選鉱所」跡。「古河機械金属(株) 足尾事業所 鉱務課」。   

「通洞変電所」。

変電所は、発電所から送電された電気の電圧を適切な値に変え、必要な所に配分する役目を果たすものです。昭和46年の記録によると、足尾銅山は使用する電力の全量を古河鉱業日光発電事務所(平成15年に古河日光発電株式会社)に所属する5つの発電所(馬道発電所・細尾発電所・上ノ代発電所・背戸山発電所・神戸発電所)によって賄っています。そしてこれらの発電所より、日光足尾2回線、神戸足尾1回線の送電線を経て、通洞変電所・本山変電所・間藤変電所で受電し、それぞれの受持電力使用箇所に送電されました。通洞変電所は、足尾銅山関連施設の多くが廃止され、また取り壊されている中で、現在も足尾地域に電力を供給(東電が古河の施設を使用して各家庭に送電)していると同時に、電力需要の拡大に伴う増設・改変の歴史を伝える貴重な施設です。(「日光市」HPより)

「通洞大橋」が右手下に。

                足尾の町が広がります。 


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