【札沼線の現在】北海道医療大学〜新十津川 JR学園都市線廃線跡めぐり 解体・公園整備 | pass-case.com (Ameba版)

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JR北海道の札幌近郊輸送を担う札沼線。
札幌・桑園〜北海道医療大学を結び、学園都市線と愛称が付けられています。
元々は石狩沼田駅まで結ぶことから札沼線と名付けられましたが、新十津川〜石狩沼田が1972年に廃止、北海道医療大学〜新十津川は2020年春に廃止されました。

コロナ禍で突然を運行を終えてから3年、北海道医療大学〜新十津川廃線跡の現在を見てみます。

やってきたのは現在の終着駅、北海道医療大学駅です。
新函館北斗駅にも似た、濃いグレーの外壁。リニューアルによって現代的なシンプルデザインへ改められました。

北海道医療大学とは通路で直結しており、雪が積もる冬でも簡単にアクセスできます。


ちょうど1番線ホームには札幌行き普通列車が停車中。時刻は14時ですが、3両編成ロングシート車両は立ち客が出るほど多くの方が乗られていました。

この通り大学キャンパスの存在により、大きな需要を有している札沼線。しかし、当別町から北広島市Fビレッジ周辺へ北海道医療大学の移転検討が報道されました。報道内容から推測するにほぼ決定しているような印象です。
札幌のベッドタウンとして発展する当別町ですが、北海道医療大学駅周辺は何もない状態。もしキャンパスが移転されたら、当別〜北海道医療大学は廃止されてもおかしくない状況に思います。