一番最近の2023年ダイヤ改正で、JRの路線の中で一番顔ぶれが多彩になった路線かと思われます、嵯峨野山陰線。普通列車は基本221系のみ、福知山からの直通便とその関連運用に223系5500番台が入ってたくらいだったのですが、223系が網干・宮原・日根野、221系も網干と奈良から続々と転属してきたことで組み合わせも含めて楽しい路線になりました。
 特急列車も287系を基本に289系、KTR8000形「丹後の海」、日によっては87系トワイライトエクスプレス瑞風もやってきます。

 馬堀~亀岡にて。
 混雑対策の為、集中的に運用されている元日根野車の223系2500番台。京都転属時は大きな噂になりました。

 梅小路京都西にて。
 宮原から転属してきた223系6000番台。冬場限定の霜取りパンタを上げて走るのは今まで福知山線でも新三田を越えないと見れなかったのですが、今は京都に行けば見れるようになりました。元宮原車同士の重連運用において、冬季限定の霜取りパンタを含めた計8基のパンタを上げた走行は中々壮観です。

 馬堀~亀岡にて
 嵯峨野山陰線の特急では一番スタンダードな287系。きのさき・はしだて・まいづるの3つの特急に入ります。

 太秦~花園にて
 113系撤退後の嵯峨野山陰線の顔といえば221系でしたが、最近になって6両編成の定期列車が走り始めました。

 網干から転属してきた223系2000番台を221系性能に固定し(6000番台化)、森の京都QRトレインとして走り始めたR02編成。イベント列車として福知山まで走ったこともある編成です。

 梅小路京都西にて
 上記森の京都QRトレインと同じ元網干車の223系ですが、こちらは標準色です。

 こちらは嵯峨野山陰線としては古参?の223系5500番台。マリンライナー用5000番台と同じく貫通型なのが特徴です。

 花園~太秦にて
 JR西日本が誇る豪華観光列車、87系トワイライトエクスプレス瑞風も嵯峨野山陰線を走ります。

 嵯峨野山陰線では少数派な289系。基本は福知山線の特急こうのとり号に入りますが、日に何本かきのさき号に入ります。

 馬堀~亀岡にて
 日に2往復走る京都丹後鉄道KTR8000形「丹後の海」。京都から宮津・天橋立・久美浜を結ぶ特急はしだてと、綾部から舞鶴線に入り、東舞鶴へ向かう特急まいづる号に入ります。

 嵯峨嵐山~保津峡にて
 ごく一部の区間には嵯峨野トロッコ列車も走っています。