冷静であれ。小田急VSE50002編成完全引退、近づいた“その日”に向けて | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。
その時限りも大事だけど、できる限り日常を大事に。

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9月24日。

遂に小田急ロマンスカーVSEのうち、50002×10の編成が完全引退となった。

定期運用終了から約1年半、折々に団臨として50001×10編成と共に動いてきたが…

いよいよ大きな牙城が崩れ、やはり年末に完全引退する50001×10編成のカウントダウンに向け

今後動く度に俄然周囲がヒートアップしてきそうである。


…実際昨日、最後の並走となった和泉多摩川では、それは相当な過熱ぶりだったようで。


X(旧Twitter)より

そして、最後の海老名では子供の前に大の大人が横入りしたとか、罵声もあったとの苦言が。

結局のところ、自分が定期運用最終日の最後の時に書いたことと全く改善が見られない。

いよいよその辺り襟を正していかないと、と改めて発したとこで、ファインダーの範囲内でしか

物事の判断ができない視野の狭い人には、全く響かないのだろう…と憂う。

響いたところで発せられるであろう言葉は「偽善だ」とか都合の良いものばかり。


…そうした成長の無い場所に居合わせてしまうと、自分に対しても悪い影響しかない。

ただでさえ、諸々あって心中穏やかなでない日々は相変わらず続いていて…

それもあり、この週末は(他の事情もあったからだが)一切の記録行脚を回避したのだった。

ご縁あって今年に入ってから2度、有り難いことにVSEには再乗車が叶っている。

正直このまま全て引退になったとしても、後悔は微塵も無い。

今としては努めて冷静に成り行きを見つめるのみだし、このブログを読んでいる読者諸兄各位も

どうか良識を持って無事故で静かに見送っていただきたい…と強く念願するものである。


…あくまで念願で、少しくらいはいいだろ?的な捻くれた自分勝手な解釈は一切認めない。

そろそろ周りから疎まれていることを強く強く自覚、自戒する時である。


…それもあって、ここのところのVSEに対する扱いも縮小傾向だったのである。

7月の団臨乗車以降は、わずか2度捉えるのみ。


8月27日日曜日


9月2日土曜日

それでも、昨年夏にあまりの状況の悪さに辟易していた多摩線内だったり、一時沈静化している

隙を見計らってあちこちで記録を仕掛けたのは、今となっては功を奏したのかなと思う。

持論として、並び自体はそれまで折々にあっただろうから言下に否定しないが、並走追い抜きは

よほど回送が無い限りは無かったろうから、どうしてもツアー・イベントでの象徴的演出として

逆に興醒めしてしまう部分もあったりして、なかなかに気難しい。

並び自体も遠目ながら海老名でも撮ったし、割とそれで満足している向きがある。

じわじわと、本当の終わりが近づいてきた。

しかし、ここからが本当の気持ちの引き締めどきだ。


また同じことの繰り返しとなるのか。

それとも、紳士的に静かに見送れるのか。


改善しない限り、何度も繰り返し言う。

いくら偽善であろうが、それが善であることに違いはないからだ。