【KATO京都店】103系非ATC(ブルー)

前回登場からだいぶ期間が空いてしまいましたが、やっと整備が完了しました。

間が開いたので、製品についての説明をし直します。

●KATO京都店専売の、スカイブルーの高運転台仕様

2021年にKATO製の103系シリーズ各色が、復刻再生産され、その際にショップ限定で「阪和線仕様」が発売。

これは、国鉄時代に201系がデビューした後に、コストの関係から103系も新製され、「中央線の増発用」「総武緩行線の増発用」「福知山線電化で新造」。そして「阪和線の増発用」として配置された「103系の最終増備車グループ」になります。

 

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そんな「阪和線仕様」として、高運転台ながら運転席後ろの戸袋窓が復活した、「非ATC」を京都店限定で生産。念願叶えて2年越しに入線させました。

ただし、KATO製の103系は設計も古い面があり、少し手を加えると現行仕様に近くは出来ます。

前回「ライトのLED化(153系基板の流用)」「連結器の変更(カトカプN)」「座席の塗装(手抜きのマッキー青)」を行いました。

今回は2つ、まずは「貫通扉の追加」です。

旧製品ではよく「車間が広い」などと言われることがありますが、私が模型を始めた2008年頃、「ん?貫通扉無いからじゃね?」と思い、ためしに入れたら、見た目がかなり変わったのが、良い思い出です。

 

「貫通扉が無い」というのは、昔の車両なら普通の話しでしたので、103系に限ってと言うわけではありません。

 

今回は「オハネフ25前面幌」を使用。

個人的に形状が好きなだけなんで、厚みさえ合えば何でも良いんですけどね。

これを裏側の引っかけ部分をカッター等で切断し、「ゴム系接着剤」で貼り付けるだけです。

ゴム系接着剤なのは、「ハミ出ても爪楊枝で絡めれば取れる」「失敗しても簡単に取れる」というやり直しきくからで、老眼の私には重宝しています。

なお今回の「前面幌」ですが、薄いタイプなので、TOMIX製の貫通部が出っ張っている物も削らずにつきます。

逆に「飯田線の旧国用」は厚いタイプなので、使える車両を選びますので注意。

 

こんな感じになります・・・、傾斜して押されているので車間が狭くなってますねorz

 

開いた状態でこんな感じ。

201系用がベストかもしれませんが、手に入らない・・・orz

ちなみに高さは合ってませんけど、横から見たらわかりません。

※下げすぎた位置で接着すると脱線しますので、ボディーより下げないように・・・。

 

【ホビーセンターカトー】103系行き先シール(関西)

「関東」「関西」が発売されていますが、現行のカラフルシールなので、昔の車両の張り替えにも使えます。

また、103系用となってはいますが、他の形式にも使えるので、113系とか115系・153系・165系などにも使えるので、意外と使い勝手は良かったりします。

 

今回使うのは「阪和線」枠になりますが、これも種類ありますねぇ。

「区間快速 天王寺」「B快速 天王寺」「快速 天王寺」「鳳」「東岸和田」「日根野」「区間快速 日根野」

「和歌山」「区間快速 和歌山」「快速 和歌山」

高確率で「鳳」を選んでいますが、わけあって取っておきます。

 

途中までしか行かない「日根野」です(笑)

これには理由があるんですよ、今回の題材は「K625編成」の車番(基本4両のみ)になっているんですが、なんと新車から廃車まで移動しなかった「はえぬき」だったんですよ。色はオレンジに塗り替えられますが、「日根野のぬし」だったのは間違えないです。

 

「和歌山」や「快速 天王寺」も迷ったんですけどね。

調べたら阪和線の103形も、色々なのが居たようなので、今後まだまだ増えそう・・・。

というか、「天王寺駅での103系並び」なんてのも、やってみたくなりました。

 

少し長くなりましたので、出場は次の機会にします。

103系も、やり出すと奥が深く「スパイラル」に陥りやすいですね。

 

以上、「阪和線103系非ATC、整備完了」でした。