ホームに下りてまず目に入るのが、
全面デジタルサイネージ付きのフルスクリーンホームドア。
扉の映像が変化して見ていて楽しい。
さらにデジタル可変案内サインといって個々の携帯端末と連動表示できるシステムまであって、世界初なのだそうです。
今回できた地下駅のホームは21から24番線まであるのですが、
現状有料特急の発着する24番線のみに設置されています。
おおさか東線などが発着する他のホームは従来型。
列車が入ってくると、
このようにサインが表示され、
電車が来ました、「ハローキティはるか」ですが、
水族館の深海コーナーのような薄暗い水槽のような趣でラッピング電車向きではないようです。
電車が見えない分サイネージでキティやパンダのアニメを入れるのもよいかも知れません。
近い将来キャラクターコラボラッピングが好きな南海さんや阪急さんも来ることですし、
「ちいかわ」や「すみっコぐらし」的なものを流したらこどもたちだけでなく、私のような「こどもおとな」たちも喜びます。
「まほろば」の乗車位置案内も用意されていました。
JRの季節限定の臨時有料特急、
おおさか東線経由で大和路線を通って大阪~奈良間を結びます。
これまで新大阪発着だったのがこの地下ホーム開業により大阪駅発着になりました。
使用車両は「くろしお」の287系、
「まほろば」っていう言葉の響きが昔から好きなので、近鉄王国の阪奈間で大変でしょうけどメジャー特急になってほしいところです。
上部のサイネージにも発着する列車名が表示されます。
今の曲線基調の特急電車が入って来ると巨大水槽の中の巨大サメを見ているみたいですね。
せっかくなのでここから電車に乗ってみます。
この日は開業翌日だったので当たり前ですが初乗車。
また、おおさか東線自体も初めてとなります。
この前に洛西口からの帰りに阪急電車の窓から見た、
ちょうどこの下を走って地上に出るかたちになります。
地下に潜る前のここをジオラマの題材にでもならないかと思い一度見に来ています。
結局作りませんでしたけど。
そして写真はないですが新大阪を過ぎて、
見慣れた風景を別の角度から。
阪急の線路を跨いで。
この前から阪急のネタではたびたび登場する淡路ですがこちらはJRの淡路駅。
ここで下車しました。
おおさか東線自体旅客線としての全線開業が2019年なので駅も新しいです。
しかし淡路島でもないのになぜ淡路?
実はこの辺りは昔、淀川の中洲になっていて、
かの菅原道真公が京都から大宰府への左遷途上、淀川を下る際にここを淡路島と勘違いしたから…
という伝承からついた地名なんだそうです。
アメリカ大陸をインドと間違えてネイティブアメリカンのことをインディアン(インド人)と呼んでしまったコロンブスのような話がこんな身近なところでもあったんですね。
要塞駅の完成が楽しみです。
ここから阪急電車に乗って帰りました。
ちょうどミッフィーとのコラボをやっていた頃でもありました。