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テーマ:鉄道(21956)
カテゴリ:九州新幹線
熊本駅(くまもとえき)は熊本県熊本市西区にあるJR九州の駅です。 熊本における、鉄道の拠点駅となっています。 九州新幹線の山陽新幹線・新大阪駅まで直通する、"みずほ""さくら"の各列車、九州内を走る"つばめ"や、阿蘇・人吉方面の在来線の特急列車、観光列車など全旅客列車が停車する熊本の代表駅となっています。 2011年(平成23年)3月12日、九州新幹線の鹿児島ルートの全線開通にともない、在来線の車両基地が南に移転しました。 元々の駅舎である在来線側が「白川口」、新設された西口が「新幹線口」となりました。 2018年3月、在来線の高架化が完了し、翌年には現在の駅舎が完成しました。 2019年度(令和元年度)の1日平均乗車人員は15441人でこれは熊本県内の駅としては最多の人数です。 またJR九州の駅としては第7位となります。 過去は乗車人員数は減少傾向にあり、一時は10000人を割ることもありましたが、2011年(平成23年)に九州新幹線が全線開通してからは増加に転じています。 熊本駅は熊本市の代表駅となるターミナル駅ですが、市街地である「下通」などとは直線距離にて2キロほど離れており、熊本市交通局やバスでの移動となります。 熊本駅が市街地と離れているのは、鉄道が敷かれる初期の明治時代に鉄道忌避の考えがあり、熊本城近くに煙を吐く蒸気機関車を走らせたくなかったからだと思います。 九州では他に福岡城や佐賀城なども鉄道路線とはある程度の距離があります。 明治維新から20数年は経っていると思うのですが、殿様がかつて住んでいた城のちかくに黒い煙を吐く蒸気機関車など、その当時は走らせたくなかったのでしょうね。 熊本駅周辺は、かつて東口側に小さな土産物屋などか僅かにあるのみで、都市規模に対して発展しているとは言えませんでした。 また、西口(新幹線口)は、在来線の車両基地のあった場所で、開発は全くされず無秩序に家が立ち並ぶ状況でした。 しかし、2011年に九州新幹線が開業することになり、それにあわせて新幹線の駅舎、ホームが建設、また西口が新設されることになると、駅周辺では開発が一気に進みました。 2021年(令和3年)4月にはJR熊本駅ビル「アミュプラザくまもと」もオープンするしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.09.23 15:35:36
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