大阪線の優等列車では一番通過駅の数が少なく、殆どの区間が各駅停車になっている区間準急ですが現ダイヤでは大阪上本町〜大和朝倉間の運行が主体になっており、榛原まで行く列車は少なくなっています。更に以前は名張行きも運行されていましたが現在は無く、榛原〜名張間で見られる区間準急は上り大阪上本町行きだけになっています。


(2020.11.23 法善寺〜恩智間にて撮影)

 その大阪上本町行き区間準急に充当される1437系VW44ほか6両編成です。種別灯は準急と同じく左側のみの点灯ですがこの付近は準急だと通過運転するのに対し区間準急は各駅に停車するため通過速度は普通電車と大して変わらず、優等列車らしさをあまり感じられません。


(2020.11.23 法善寺〜恩智間にて撮影)

 下り方の4両は2610系X22でした。急行でもお馴染みの組み合わせですがトイレは区間準急の時でも利用可能であり、その点は有り難いと思っています。ただ2610系はB更新時にトイレを洋式化した編成が少なく、ロングシート車ではX24とX25だけであるため使いにくいのが難点です。