翌日 | 旅一郎のブログ

旅一郎のブログ

国鉄(日本国有鉄道)が、最後の全盛期を迎えた昭和47年ー53年までをテーマにした、汽車旅のブログです。

旧型客車亡き後、日本の鉄道旅行は本当につまらなくなりました。そのため海外ネタも載せています。

当時の雰囲気を伝えるものは鉄道にかかわらずアップします


これは東鹿越から滝川に戻る時、富良野で見かけた。多分最終の滝川行きに入る。

時間を戻します。

網走から運んで来た最後の弁当、「オホーツク弁当」900円。


名前はオホーツクだけど、中身は幕の内。

昔は入れ物もスーパーの弁当のようで有り難みがなかった。


85年当時、駅前に何も無い時代(実は今もない)

駅弁で一番安かったのが、このオホーツク弁当たった。

名前からして海鮮が入っていそうなのに、エビフライやスパゲッティというものでガッカリしたものでした。

しかしその後もしぶとく残るこの弁当をネタで買っていると、いつしか愛おしくさえ思うようになった。

東鹿越で折り返し。10人くらいかな。

バスに乗ったのは地元客と鉄道ファン5名


この窓はないわ。固定窓なのに汚くて見えない

札幌到着。23:16

徒歩25分のすすきのcity cabinに投宿

定価4000円は高いと思う。(実際はクーポン利用で1,800円)

じゃらんのクーポンがなければ泊まらない。


シャワーは綺麗だし、ヘアスプレーまであるのは評価できるけど、4,000円は少し前までのビジネスホテル素泊まりと同じだ。

もちろん円安由来のインバウンドに対応して特に札幌の宿代が値上げされているのは知っていますが、18きっぷ2,000円/日、ドミトリー2,000円は死守ラインだと思う。


学生が気楽に旅できないなんて貧しいと思わないか?

翌朝日本3大ガッカリポイントの札幌時計台を見て、早朝の札幌駅まで歩きます。

6:00の北斗2号で長万部まで向かいます。

この日は北海道東日本パスオプション券を使っているので、まるで北海道ワイド周遊券を使っている気になる。少し懐かしい。

ついに見てしまった、新型電車。

この区間に2両ロングシートの電車とは恐れ入る。

室蘭本線も国鉄末期くらいまで客レ(50系だったけど)が走っていた路線なのに、

汽車から電車になっても本数は昔より少ないので電車化したメリットは全くない。

間も無く小幌だと思うので位置を確認しました。

ここか?

8:09長万部に着きました。

3番にちょこんと止まっているキハ40単行がこれから乗る函館行き820D


函館本線は客車列車が多かった。

60年時点で荷物列車(客車2両連結)が夜行を含む二往復、客車列車が三往復の5往復が客レ。

そのうち荷物列車の41.42.43.46レと121.128レが旧客だった。

荷物列車の客車は2両で短いものの、荷物車両を3〜5両連結していたので機関車と合わせて6〜9両編成でホームいっぱいに止まる姿は壮観だった。


寂しくなった