学園都市線沿線民にとって、寝耳に水なニュースが入ってきました。
その終着駅である北海道医療大学駅に隣接する『東日本学園 北海道医療大学』の当別キャンパスが北広島市に移転されるかもとの事で…。
STVニュースサイトより引用
以下はその全文。↓
当別町にある北海道医療大学が、北広島市への移転を検討していることがわかりました。
今月27日の理事会で移転の可否を決める方針です。
北広島市への移転を検討している北海道医療大学は、1974年に開学し来年50周年を迎えます。
関係者によりますと、少子化の進行など大学を取り巻く環境が厳しさを増す中で、
学生の利便性向上などの観点から移転を検討してきたということです。
北広島市ではファイターズのボールパークが開業し、先日JR新駅の建設計画も発表されたばかりです。
移転は5年後をめどに検討を進めていて、今月27日の理事会で移転の可否を決める方針です。
今月27日の理事会で移転の可否を決める方針です。
北広島市への移転を検討している北海道医療大学は、1974年に開学し来年50周年を迎えます。
関係者によりますと、少子化の進行など大学を取り巻く環境が厳しさを増す中で、
学生の利便性向上などの観点から移転を検討してきたということです。
北広島市ではファイターズのボールパークが開業し、先日JR新駅の建設計画も発表されたばかりです。
移転は5年後をめどに検討を進めていて、今月27日の理事会で移転の可否を決める方針です。
9/22(金)「どさんこワイド179」 9/22(金)16:05更新
札沼線(学園都市線)の終着駅である北海道医療大学駅ですが、2020年の同駅~新十津川駅の廃線に伴い駅周辺の整備がされたばかり。
終着駅になるのと引き換えに、立派な駅舎も新築されました。それにも関わらず、わずか数年でキャンパス移転なんて!
今回の移転問題は当別町に根回しをしているのでしょうか?そうでないとなると同町は大ショックである事は計り知れません。
いくら少子化が進んで学生数が減少したとはいえ、わざわざ『北海道ボールパークFビレッジ』のある北広島市に移転までするメリットはあるとは思えないのですが…。そのFビレッジには千歳線の新駅が近い将来に開業する予定ではありますが、観客輸送に加えて通学輸送もとなれば千歳線(特に快速エアポート)の混雑にますます拍車を掛けるだけでは!?
もしもキャンパス移転が実現したならば、当別~北海道医療大学の学園都市線は無用の長物と化し、利用客僅少に伴い廃線は避けられないでしょう。そして当別町内の区間となるあいの里公園~当別においても、医療大の学生利用がまるまる失われる事によって利用客の減少は避けられません。2022年にロイズタウン駅が同町の請願で開業し、駅周辺整備に力を入れてきただけに、その努力に水を差すような今回の発表。
例え北広島市にキャンパス移転が実現しても、その効果に私は疑問に感じずにはいられないのです。学生にとって、JR線が通っている現キャンパスは利便性に欠けているとはどうしても思えないのですが…。
医療大を運営している学校法人東日本学園は、過去にも釧路管内音別町(現在は釧路市に合併)にあったキャンパスを廃止し当別に統合したという歴史を持っています。同学園はまた同じ事の繰り返しをするのでしょうか。キャンパス移転による地域への影響は計り知れません。学園首脳部は移転検討を是非とも再考して頂きたいモノです。