皆さん,こんばんは。

本日は「JR東日本の東海道線」第4回目として,「上野東京ライン」の誕生について書いていきたいと思います。

 「上野東京ライン」とは,東北本線(宇都宮線)・高崎線・常磐線東海道線が上野駅と東京駅を介して乗り入れる列車運行系統の愛称です。

 かつて東京駅~上野駅の間には東北本線の線路がありましたが,1983年に撤去されて東北新幹線の用地として転用されました。

 以来,東京駅~上野駅の間は京浜東北線or山手線での移動を余儀なくされました。これに対して不便を感じる乗客が多かったということもあり,平成27(2015)年3月のダイヤ改正にて東京駅~上野駅間の線路が復活し,東海道線と東北本線(宇都宮線)・高崎線・常磐線との直通運転が実施されることになりました。

 

 運転系統は,以下の通りです。

常磐線:東海道線・品川まで

東北本線(宇都宮線):東海道線・沼津(JR東海)まで

高崎線:東海道線・沼津(JR東海)まで

 

 〔使用車両形式〕

常磐線:(普通・快速列車)E231系・E531系

E231系・・・取手までの快速列車

E531系・・・土浦方面直通

東北本線・高崎線・東海道線(普通・快速列車):E231系・E233系

 

〔始発・終着駅〕

東北本線:宇都宮・小金井・古河・上野

高崎線:前橋・高崎・籠原

常磐線:高萩・勝田・水戸・土浦・取手

東海道線:沼津熱海・小田原・国府津・平塚・品川