金沢 西金沢 宇野気 高松←[砺波]→東滑川 魚津 笹津 矢印式乗車券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和57年10月に、城端線砺波駅で発行されました、「金沢 西金沢 宇野気 高松←[砺波]→東滑川 魚津 笹津」の矢印式乗車券です。

 

 

 

名古屋印刷調製のA型券となります。

 

当時の運賃730円は51km~60km帯の運賃となり、昭和55年4月20日の運賃改訂の際の制度変更で、100kmまでは「発売当日限り有効」で「下車前途無効」となりましたので、この乗車券は本来は赤地紋で調製すべきところ、青地紋で調製されています。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

裏面には「発売当日限り有効」と「下車前途無効」が印刷されています。

 

拙ブログの2008年1月13日のエントリ「名古屋印刷の地紋色エラーの乗車券」で、地紋色エラーのA型の一般式乗車券をご紹介しておりますが、同様のエラーはA型の矢印式乗車券でも発生していた事になります。