4622D(上川→旭川) | 旅一郎のブログ

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国鉄(日本国有鉄道)が、最後の全盛期を迎えた昭和47年ー53年までをテーマにした、汽車旅のブログです。

旧型客車亡き後、日本の鉄道旅行は本当につまらなくなりました。そのため海外ネタも載せています。

当時の雰囲気を伝えるものは鉄道にかかわらずアップします


上川で46分停車。16:06まで止まっているのは別に無駄に時間をかけているのではなく、15:30ごろに終わる高校生の下校時刻を意識してのこと。


最近そういった背景を考えず、面白おかしく出鱈目をいうというのが目につきます。




15:20に到着して間髪入れずにどんどん走っていけば旭川に早く着いて便利だといいたいのだろうけど、下校時刻に合わせているだけなんですね。


それを「46分も止まってけしからん!」とかいう奴がいると上川で乗り換えになってしまう

現在の東北本線の細切れダイヤ(昔は仙台ー青森直通が当たり前だった)が便利なの?

そうなってほしくない。

茶化して「カオス」なんていうのは謹んでもらいたい。


JR北海道の良心で直通がされている上川にありがとうと言いたい。


夕日に照らされた青モケット。

こんな国鉄車両が走っていた35年前から何度の夕日を見ただろうか。

夕日を見るたびに一日歳を取る。

それに相応した成長があっただろうか。

南永山 17:02。いつもは高校生が多く乗りますが、今日は少ない。

高架区間にはいった。

初めてきた時から高架だったこの区間。まるで丹波口

二条のカーブもとい旭川市内を90℃曲がる

終点旭川。17:13 約7時間。これをしんどいと言う人が多いけれど、ボックス占有で好き勝手できる7時間のどこがしんどいのか。

7時間といえば欧米線のみならずアジアでもシンガポール、マレーシアあたりは7時間くらいかかる。

どう考えても飛行機のエコノミー席よりキハ40ボックス占有のほうが楽。


裏を返せば、この列車やせいぜい5時間の「スーパー宗谷」「オホーツク」「スーパーおき」ごときにガタガタいう人は東南アジアより遠くには行くことができないだろう。


アジアリゾートなんて学生でもカジュアルに行ってるんだけどね。

なんて事を考えながらの旅でした。

ここで言いたいことは。

石北本線キハ40の7時間は

取るに足らないという事です。

駅下の「幌加内そば」が営業していました。お腹いっぱいだったけど、縁起物だ。

この後東鹿越に行くので富良野線でショートカット。

はじめこそ混んでいたけど、二駅くらいでボックスが取れた。


しかし人間工学を無視したボックス設計のため、僅か1時間でも、さっきの7時間以上疲れた。

どっと疲れて富良野で乗り換えの快速「狩勝」が来ました。

残念な「紫水」

何が残念かというと通路側の肘掛けがない。

ボックスに通路側肘掛けがないのは日本ではクモハ42など短距離電車くらい。アジアでは中国やタイの一部車両に見られる