今日はNゲージ鉄道模型、GM(グリーンマックス)製コアレス動力ユニットの続きです。サスペンションを利かす改造をやってだいぶ良くなった走行性能ですが、”曲げの1手”~銅板をちょっと曲げるだけ~を追加することで全く問題なく走れるようになっています。買ったまま手つかずだった4連の2517Fを整備し、動力を移設するということもやっています。
いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。
GM製コアレスユニットを搭載したモハ2617、今の所全く問題ない走りをしています。前回記事の時はモハ2629で車番が変わっていますが、後述します。
DCCで運転したいとこれまで色々やって来たものの安定運転を出来たタメシがなかったGM製の動力ユニット、前回集電板を0.1mm厚に変えて(写真左側)クッション性(サスペンション)を利かし初めてMy DCCレイアウトをまともに走行できたと書きました。が、まだカーブで止まっちゃうことがあるなど不安があり、以下記事↓最後に書いた更に安定走行させるためのもう1手を打ちます。奥に見える台車に注目しました。
GMコアレスに付いている動力台車(別車両の新品)ですが、矢印の車軸先端と集電板が接触する部分、何か隙間が大きいのが気になりました。集電板のピボットも浅くしっかり接触していないんじゃないかな~ と思ったので、
台車をバラシて、集電板を矢印方向、少し内側へ曲げてみました。多少走行抵抗が大きくなってもしっかり車軸端と集電板を接触させよう という発想です。
ちょい曲げを追加しただけですがこれが効果絶大..全く問題なく走れるようになりました。写真の編成5両目に連結して起動~低速走行試運転です。
その様子~走行動画です。勿論DCC運転、低速も何ら問題無しです。今まで何やってもさっぱりダメで、諦めてKATOの動力ユニットアレンジをしてきた経緯を考えると..
画期的な安定走行と思います😁。サスペンション強化と集電板ちょい曲げの合わせ技が功を奏したんでしょう。
↑動画後半ではホームを出てすぐにあるダブルクロスを渡っていますが順調に低速通過、その向こうのカーブで集電不良を起こして止まることも無くなりました。脱線も坂でスリップすることもありません。まだ1週間位ですが(記事Upの時点で約2週間)、これは本物かも?という安定走行ぶりです😁。機関車を含め130両以上居る電動車は殆どKATO、GMで順調走行できそうなのは初なので、走行を続けて不具合が出ないか見ていきます。
どうやら長期試運転をして行くことが出来そうなのでちょっとドレスアップ、まずユニット上部をインシグニアホワイト塗装、他車と感じを合わせます。右端にDCCデコーダDZ125があるんですが、配線を目立たないよう整理しデコーダ自身も塗っちゃいました😁。チラリと見えるかもですが車番はモハ2617、前回のモハ2629から変わっています。
というのは1か月ほど前に買って手付かずだった品番1247S;貫通扉窓が小さいタイプ4連(動力無し)を
2517Fとして整備し、この編成にコアレス動力ユニットを入れてテストして行こうと考えたからです。
GM製西武2000系の整備はここの所随分やってきたので詳細は省略しますが、右側(クモハ2517)のみ行先表示点灯タイプのライトユニットをDCC化して取付、一方左側(クハ2618)は旧ライトユニットを移植するも、点灯はさせません。DCCではライトユニットに必ずデコーダを取り付ける必要があるためで、カネかかってしょうがないから です😅。ライトユニットへのDCCアレンジは以下記事でやったのと同じです↓。
自分の好みは左側、貫通扉窓の大きいタイプなんですが、これまでベンチレーター付の2529Fだけだったのが2523F、2527F、さらにもう1本(余剰車を活用して組成予定)、と急増殖、全部大窓タイプだったのでここで1本小窓車を混ぜておこう でした。整備したクモハ2517(右)は行先が点灯するも、ステッカーが足りなくなってしまい入れていません😅。
ひとまず小窓車(写真右)を編成中間に入れることで試運転の自由度を と考えました。ロゴ付きの最近仕様車は大方整備が終わっているので色々な組み合わせで運転しやすくなります。
床下機器も切り貼りアレンジで付けました。あまり細かいところまで拘りませんでしたが、写真下がオリジナル製品;抵抗通風器の”歯抜け感”が非常に嫌なので😅別パーツからアレンジ、ここは必須と思います。
キワドイ改造が必要なものの、GMのコアレスユニットがDCCでしっかり走ってくれるのはメリットがあって..写真右がKATOの動力なんですが、台車の作りが大きく違います。KATOの重厚感も好きなんですが、GM台車の中に混ざると目立ちます。それに101系用=FS372の作りだし..
GMに統一できれば台車の感じが合います。多分2000系実車同様FS372Aを表現されていると思われるし..(コロ軸受のデッパリ感が異なります。)また右がGMコアレス車で矢印がDCCデコーダ、だいぶ目立たなくなったと思います。
試運転を続けていきますが、GMコアレス動力ユニットはもう1つ余っているので、今後順調なら追加改造をやるかもしれません。
何度も書いていますが本件に限らず、もしやってみようという方がおられたら自己責任でお願いします。
最後までご覧いただきありがとうございました。