JR西日本下関総合車両所に入場していた岡山電車支所の113系B-16編成が、9月21日に本線試運転を行いました。今回は下関市内で「顔」狙いで見てみました。
山陽本線で試運転する113系B-16編成。先頭はクハ111-2143。車体は更新されていますが、国鉄近郊形の「111」の形式名には懐かしさを覚えます=新下関—幡生
ヘッドライトの間にあるタイフォンカバーはスリット式で、このあたりは暖地タイプである113系らしさが残っています。岡山の同系は、おでこの種別幕が黄色になっているのも特徴のようです
国鉄の直流近郊形電車として全国的に見られた113系も、気づけば残り少なくなってきました。岡山地区には4両編成13本が配置されていますが、後継の227系がデビューしており、今後113系の長い活躍は見込めません。
下関総合車両所での検査後の試運転も、今のうちに記録しておきたいところです。
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