日帰りの乗り鉄旅に行ってきました。わたしを含む4人で、プランもきっぷの手配もお任せで、わたしは自分のからだを運ぶだけ。あ、若干のビールとおつまみは買いました。ただ、ほかのメンバーはほとんど飲まないので、結局は自分のことだけだったわけですが。


それは兎も角、行程はスペーシア日光1号からのSLふたら72号、そしてスペーシアX8号。


まずは、スペーシアの送り込み回送。
9時19分ごろに池袋の2番線を通過する予定だということを、ほかの方のブログで知れたので、3番線ホームで待ち伏せしました。ただ、3番線は湘南新宿ラインなどの着発があり、被られる可能性があります。時刻表によれば、9時17分に高崎行きがあるので、こいつが遅れてくれば残念な結果になります。
結果的には高崎行きは定刻で運転され、反対に新宿方面で閉塞が出ており、停車時間が長めになったため、ゆっくり撮影できました。

池袋3番線は時刻表で確認できる列車のほかに回送列車の通過もあり、また埼京線の池袋止まりの電車の到着もあり、回送スペーシアを撮影しようとすれば、それらの列車は背後から接近する形になるので、被られるかどうかより、事故やインシデントを誘引しないよう十分な注意が必要です。

ホームでの撮影は昨今さまざまな指摘を受け、問題提起がなされているところです。また、駅は多くの人が利用される公共の空間であり、迷惑とされる行為も自分で考えてる基準より高いものです。これらのことを踏まえ、ホーム上での撮り鉄は細心の注意を払うことが必要であると思うと共に、わたし自身も常に自らを省みたいと考えています。

さて、われわれが乗車する、〈スペーシア日光1号〉がやって来ました。この電車は新宿始発ですが、われわれは慣れ親しんだ、池袋から乗り込みます。池袋発車は9時40分、新宿方面の電車に若干の遅れが出ていたので心配でしたが、そんな影響もなく時刻表通りの時刻でした。ただでさえ短い新宿での折り返し時間が、さらにタイトになったようです😁

個室です。
日光や鬼怒川あたりは、以前は飽きるほど行っているとはいえ、やはり特急列車に乗って、後ろへ後ろへ、過ぎ去っていく東京を眺めるのは、なんにも替えがたい酒のつまみになりますね😄

(途中経過、省略)
定刻の11時30分、東武日光に到着してみると、こんな賑やかな光景が見られました😆


東武日光駅前。
平日でしたが、観光客はそこそこいらっしゃいました。インバウンド効果かと言えば確かに海外からと思われる人たちもいらっしゃいました。が、案外とそうでもなく、土日休みじゃない人がけっこう多いんだなあ、と思いました。わたしたちもですけれど。

東武日光駅に降りたら、駅前のシンボルに触れないわけにはいきませんね😊
1968年に廃止された東武日光軌道線100形電車が静態保存されています。廃止されたとき10両が在籍していましたが、全車が岡山電気軌道に譲渡され、3000形として使用されました。そのうちの1両が里帰りしたことになりますが、岡山ではいまでも2両が現役として頑張っているそうです(ちょっと感動しちゃいます😄)。
日光軌道線があった当時、国鉄駅前を発車した電車が東武日光駅前ではどの位置に停まったか、位置関係はわかりませんが、それでもこうして駅前に電車が置かれていのを見ていると、いまにも動き出すんじゃないだろうか、という雰囲気に呑まれるのも楽しいと思います。

お昼は駅前のレストランでゆばを食べ、そのあとはいよいよSL列車です。

…つづく

訪問日 2023.09.19