地下を走行する車両には車体の前面に貫通扉があることが多いので、地下区間がある京葉線・総武快速線・横須賀線の車両の前面に貫通扉が付いていない車両がなぜあるのか、気になった方が多いのではないでしょうか。
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その理由は、省令により地下区間内で車両限界と建築限界の間隔が40Cm未満の区間がある場合は車両の前面に貫通扉の整備が必要ですが、京葉線・総武快速線・横須賀線は車両限界と建築限界が40Cm以上間隔が取られているため、車両の前面に貫通扉を整備しなくても問題ないからです
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その他にもJR東日本管内では、東北新幹線上野付近や仙石線あおば通ー陸前原ノ町間に地下区間がありますが、JR東日本管内の地下区間は車両限界と建築限界の間隔が40Cm以上間隔が取られているため、車両限界は幅広の車体が走行出来るように確保されています