最後に残ったカニ24は青森の511でした | みぃちゃんず(鉄道部)

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カニ24 511は北斗星用のカニ24 500番台に改造されたうちの一両です。

実車で北斗星に使われていたのは写真でもあまり見たことが無い気がします。

青森であけぼのや日本海での運用が多かったような気がします。

現在は小坂レールパークで保存されています。

 

製品はTOMIXの臨時列車「エルム」セットに含まれていました。

品番:92757 JR東日本 24系25形特急寝台客車「エルム」6両セット

 

エンジンも更新されておらず、パッと見は100番台金帯と同じです。

荷物室の保護棒は銀河モデルのパーツを後付けで。

このパーツは今は品切れで入手難ですので再販されればいいなと思います。

 

500番台では2両しか改造されなかった元100番台。

しかも100番台改造の金帯はこの511のみです。

 

妻板側は特に特徴もなく、普通の100番台と同じです。

500番台なので耐寒耐雪工事は施工しています。

 

エンジン更新していないので屋根も普通です。

趣味的にはあまり面白味がないかも。

 

単品のカニ24 100番台(品番:2547)と並べます。

ベースは2547と同じ車体のようですが、Hゴムは灰色⇒黒色に。

エルムのテールマークは印刷済みで、ダミーカプラーも取り付け済みでした。

 

両車の違いはというと・・・

Hゴムの色と、荷物室ドアの形状が。

これは単品2547のカニ24 100番台。

荷物室ドアに銀帯が残っています。

100番台でこういう時期もあったかと思います。

ちなみにこのカニ24は車体以外の床下、台車は近年のものに交換しています。

 

こちらは500番台化後に荷物ドアの銀帯が撤去された姿になっています。

100番台と全く同じと思ったら、ちゃんと作り分けしてたんですね。

上のカニ24 100番台の金帯は金型で帯を成型してその上に金色で着色していますが、511は帯の造形はなく、印刷のみで金帯を再現しています。

 

TOMIXのカニ24は特定番号の車両を作り分けていますね。

一体何種類あるんだろ・・・

 

最後までご覧いただきありがとうございます。