東京は青梅の鉄道公園にて保存されているSLは第4機種目になる8620。おそらく全国の保存機の中でも最古参の部類のカマと思われますが、意外にも動体保存でもお馴染みですね。

 

 JR九州や西日本で、SL人吉やSLスチーム号、さらに人気アニメで一世風靡した「無限列車」などは記憶も新しいでしょう。その実車は古典的な井出達で、デフが無い外観の割には3つの動輪、テンダーを装備。あとからのカマ達から見れば・・・思い切り”背伸び”した造りのようにも。(笑)

 

 その製造当時、欧米のカマを輸入していたものを参考に初の国産化した試作的な要素も濃かったようですが、急行列車仕様から亜幹線用にも対応できるよう各々改良等を経て現在も現存しているカマでもあります。こちらのカマは十分整備もされ、状態も良いようですね。そんな8620をお馴染みの「ふたまたせん」さん撮影分からです。

 

  ※撮影は全て「ふたまたせん」さんです。