〜2023年7月11日(土)〜






名古屋から「南紀3号」に乗車。

超久々の関西本線。
近鉄優勢と云われるこの区間。大都市名古屋でも関西本線の普通列車は2両のワンマン運転。

こちらの「南紀」も4両と「ひだ」「しなの」「しらさぎ」に比べると寂しく、さらに3連休初日にしてはゆったりした車内。

コロナ禍ではキハ85の基本2両だったというから、名古屋発着ながらローカル色がかなり濃い。





今回使用の南紀・熊野古道フリーきっぷ(中辺路)。往復「南紀」の指定席利用可能で3日間有効。伊勢鉄道も通過可能で名古屋からだとお値段9,970円。普通に行くと片道7,800円くらいかかるからかなりおトク😏





さっそくビール。まだ午前中だけど。呑み鉄はたまりません🍺





そして名古屋の駅弁、みそかつヒレ重。みそかつどっさりでウマッ😋





ハイブリッドのHC85。クルマのハイブリッドが出た当初「電気です」「ガソリンです」なんてCMがあったような気がするけど、こちらもモニターに駆動状況が表示される。





木曽川の橋梁で近鉄と行き違い。

近鉄・名鉄を意識してか、静岡のロングシート地獄に対して名古屋が快適転換クロスというのは露骨すぎるように思える💀





伊勢鉄道を通過して11時ちょうど、一文字地名の津に到着。ここから紀勢本線。
「つ」の下に小さめの「津」が記された駅名標。遠くから見ると「?」マークに見えるのは自分だけか😶





11時15分、松阪牛で有名な松阪。「まつざか」かと思ってたら「まつさか」だった😳





11時28分、多気。鮮やかな緑の中に佇むサギ。





11時51分、三瀬谷。以前乗ったのはここまで。ここから未踏区間。





紀伊半島の山間部を貫くこの区間、紀勢本線は三瀬谷からが本番と思える車窓。以前 三瀬谷で下車したのはもったいなかった😞





日本屈指の清流、宮川。
この川に入って禊(みそぎ)を済ませてから神聖な伊勢神宮を訪れるのがならわしだったという宮川。かなりの秘境ムード漂う車窓に目が釘付け👁️





そしてその清流に鮎師の姿。夏だな〜🎐





12時19分、紀伊長島。ここからは海沿いの区間。





車窓に紀伊の海が(゚∀゚)





長野から在来線特急で優雅に来れて、乗り換え1回でこの景色。紀伊半島ドはまりの予感💧





所々海岸線を離れると鮮やかな緑。紀勢本線はやっぱり絶景だった。





銚子川の橋梁を渡る。程よい川幅の川も多く、これはシーバスも期待してしまう😺





12時43分、尾鷲。「おわせ」なんともいい響き😙





白い砂浜と碧い海、そして鮮やかな緑。リアス式海岸が織りなす絶景。





13時17分、熊野市。「中辺路」ではここからフリー区間。特急の自由席もOK。JR東海のフリーきっぷは意外に(失礼😅)太っ腹。





やがて車窓にあの大河が👀





広大な河口域を持つ熊野川。独特の白濁した水色。紀伊半島は地質の関係か白濁した水系が多い。





13時36分、新宮。ここからは電化されたJR西日本区間。乗務員さんも交代。





新宮を出ると、車窓に王子ヶ浜。
昔の名残りか、「南紀」は新宮を越えて西日本区間の紀伊勝浦まで行ってくれるのでありがたい(1往復除く)。





王子ヶ浜を過ぎると独特の奇岩が並ぶ海ギリギリの岩礁帯。ここは徐行区間のようで列車は恐る恐るというようにゆっくり進む。地形が険しいからだろうか。





たしか那智だったか(記憶あいまい)、「くろしお5号」と交換。287系(289系?)見ると「南紀」→「くろしお」と乗り継いで紀伊半島一周してみたくなる。





そして定刻13時58分、終点 紀伊勝浦到着。
名古屋から約4時間、絶景「南紀」の旅、堪能させて頂きました🙇

この後は紀伊勝浦名物を頂き、パラダイスを求めて海へ🎣