『道北・道東制覇の旅』をやり終えて、先ほど帰宅。
今回はその最終日3日目の報告です。
感慨深いものが・・・
予定していた3日目のスケジュールです。
【3日目】
◆釧路駅 発 5:35
◆根室駅 着 8:00
発 8:20
※根室バス
◆納沙布岬 着 9:04
発 9:55
※根室バス
◆月ケ丘分岐点着 10:30
発 10:30
※徒歩
◆東根室駅 着 10:50
発 11:06
◆釧路駅 着 13:19
発 13:42
※特急「おおぞら8号」
◆札幌駅 着 18:03
では早速。
久しぶりの4:30チェックアウト。
3日目に3:30起きは結構つらいです。
4:50釧路駅に到着しましたが、なんと駅入構は5:20からだそうです
しかし周囲を見ると同業者の方や徹夜で飲んでいた女性がチラホラ。
先々週の只見線の時の失敗を踏まえ、駅入口で並んで待つことにしました。
駅員さんが気を遣ってくれたのか、5:15にはドアを開けてくれて、一気に傾れ込みます。
車両は昨日の釧網本線同様キハ54形酷寒地仕様なんですが…
なんとルパン列車です。
めっちゃかっこいい
作者のモンキー・パンチさんが、花咲線沿いの浜中町出身だそうです。
ムツゴロウさんの動物王国もこの辺りだったような
5:35快速「はなさき」出発です。
やはり駅に早く着いて正解でした。
車内は今日も同業者の方がいっぱいです。
この車両のシートがすごかった。
昨日のキハ54は転換式クロスシートでしたが、今日のルパンキハは回転こそしませんが、特急形車両で使っていたと思われるリクライニングシートでしかもテーブル付き。
フカフカシートなのでこれから2時間半の乗車も楽ちんです。
釧路から根室は地図で見ると近そうに見えますが、ここから約2時間半の旅ですので、早起きした分充分に寝ることができます。
途中厚岸駅まで約40分間ノンストップで、その後各駅停車になりますが、駅間が長いから快速感は首都圏以上。
8:00朝一番の長旅が終わり根室駅に到着。
まずは終点写真。
バスの時間は8:20ですが、この20分間にやることがいっぱいあって、ここからはドタバタ。
まずバスターミナルに向かって納沙布岬までの往復乗車券(1,970円)を購入しました。
購入したら急いで「根室本線終点看板」へ向かいます。徒歩5分。
奥に先ほど乗ってきたキハ54が見えます。
最果て感がすごいですね。
用が済んだら探索もせずバスターミナルに急いで戻ります。
無事8:20発の納沙布岬方面のバスに乗車できました。
「太平洋回り」と言う表現はなかなか目にしませんね。
根室市街を出た後、車窓は基本根室半島の平原。
天気がよければきれいな車窓なんでしょう
残念
太平洋沿岸には、恐らく漁師の方と思いますが結構民家もあります
このような僻地に住まわれておられる方には、頭が下がる思いです
道中「歯舞」と言う集落を通ります。
そうです。
北方領土の歯舞群島の「歯舞」です。
歯舞に近いから歯舞群島と言うようです。
車窓を楽しみながら、バスに揺られること35分
納沙布岬に到着です。
納沙布岬では折り返しのバスの時間まで50分程度の滞在時間。
さすがは最果ての地、何もないところなので時間的には充分です。
岬周辺は公園になっています。
いかにも岬の表現ですが、海と海の境だと言うことが驚き。
まずはこれ
一昨日の宗谷岬から集め始めた証明書。
で、本土最東端の碑で記念写真
観光客がほとんどいませんので、ゆっくり見て回れます。
ここからは北方領土の一つ「歯舞群島(水晶島)」がすぐ近くに見えるそうですが、今日はあいにくの天気で真っ白。
肉眼では辛うじて薄っすらと見えます。
6~7km先だそうです。
近いですよね
北方領土を見ていると「これが本当は日本古来の固有の領地か」と感慨深くなりますが、返還活動に対しては少し個人的な思想を持っています。
ただここでその思想を明かすことは控えます。
そんなブログではありませんので。
公園内の土産物屋さんで名産の昆布を買いました。
歯舞群島の一つ「貝殻島」付近の昆布だそうです。
歴史も含めていろいろなことを考えた後、9:55折り返しの「根室駅」行きのバスに乗車しました。
また来た道を折り返して駅に向かいます。
しかし帰り道は「根室駅」までは向かわず、途中の「月ヶ岡分岐点」なる停留所で下車。
せっかく根室まで来ましたので、JR最東端駅「東根室駅」に寄りたかったためです。
乗ってきたバスは、この後根室駅でJRに接続しているのですが、月ヶ岡分岐点停留所から東根室駅までは徒歩で向かって、その列車に乗れるという算段です。
10:32月ヶ岡分岐点で下車して、無事迷わず「東根室駅」に到着。
当然JR最東端の碑を撮影です。
先ほどまで曇天でしたが、晴れ始めました。
午後から納沙布岬に行く方は北方領土が見えるのかも
予定していた11:06発の快速「はなさき」に乗車できました
行きとは違い、キハ40「道東森の恵み」とキハ54「地球探索鉄道」の2両編成。
これに乗れなかったら、今日中に札幌まで帰れたのだろうか・・・
満席を覚悟していたのですが、乗ってみると2両編成だけあってスカスカ
余裕で座れました
こんなお行儀の悪いこともできます
しかも今朝5:35発の快速「はまさき」を利用して納沙布岬まで人が多いことが笑えます
予定通りの13:19釧路駅に帰ってきました。
この時点で朝釧路駅に到着して8時間経ってますので、まさに1日の労働を終えた感じ。
釧路駅に着いたら「湿原ノロッコ号」に遭遇。
ここまでで、すべてのミッションをクリアしましたので、あとは札幌駅に帰るだけ。
といっても、根室本線の釧路駅⇔帯広駅間の乗車が残っています。
そんなわけで昼食の弁当と帰路の車中で一人酒盛りのお酒を買いました。
13:42特急「おおぞら8号」で釧路駅を後にします。
出発後、早速弁当をつまみに酒盛り開始。
札幌駅までは4時間20分ほどの乗車ですので、しっかり飲んで後は熟睡です。
気が付けば既に千歳線を走行中で、いつの間にかJR北海道完乗達成してました。
終点札幌駅は目前です。
18:03無事札幌駅到着。
今回の完乗でJRグループはJR西日本に続いて2社目の達成です。
この達成感のためにこの趣味をやっているようなものです。
ただJR西日本は今は完乗になってません。
総営業距離は増減が激しいので、減った時は完乗のままですが、増えた時は消化率が下がりますからね
今日はさすがに疲れましたので、ここで筆をおきます。