下田ロープウェイ

下田ロープウェイは伊豆急下田駅前から寝姿山山頂の全長540mを約3分30秒で結んでいるロープウェイです。

2019(令和元)年に、JR九州の列車デザインで知られる水戸岡鋭治氏によってリニューアルされました。

 

 
伊豆急行が運行する豪華列車「THE ROYAL EXPRESS」と同じデザインになっており、高級感を醸し出しています✨
 
 
ロープウェイの車内は、限られた空間のため、大掛かりな仕掛けはありませんが、座席の背当てや床材に木を用いており、水戸岡デザインを感じさせます😌
 
 
今回の目的はロープウェイではなく、山頂にある水戸岡デザインのカフェ「THE ROYAL HOUSE」です。
 
山頂駅でロープウエイを降りると、心の準備も整わないうちに、目の前の壁に「THE ROYAL HOUSE」の表示がありました😅
 
 
駅の外にあると思っていましたが、駅ナカにあるのですね!
 
そのまま入るのは、いかにも狙っていましたという感じがして気恥ずかしいので、一旦外に出てみます。
 

THE ROYAL HOUSE

外から見た「THE ROYAL HOUSE」は、レンガ造りのおしゃれな建物です。
 
 
カフェ利用者専用のテラスがあって、ここから下田港の眺望を楽しむことができます。
 
このテラスがある部分が一番眺望が良さそうですので、ここにお越しの際にはぜひとも「THE ROYAL HOUSE」を利用することをおすすめします。
 
 
では、改めて店内に入りましょう。
横浜の「水信フルーツパーラー」を思わせるような、カウンターが目に入ります。
 
先にカウンターで注文と会計を済ませてから、席に向かう形です。

私のようにその場で悩まないように、メニューは事前に決めておきましょう😂
 
 
悩んだ末にオーダーしたのは、アジフライサンド
ふっくらとしたアジが、いい味出しています😋
 
 
そしてもう1品。
釜揚げシラスとたっぷりきのこの和風スパゲティ

ボリューム感のある、さっぱりとしたスパゲティでおすすめです!
 
 
お食事は11~14時までなので、お気をつけ下さいね。
 
 

お好みの席を探してみては

注文後、空いていれば好きな席に座れます。
 
景色の良い窓側が比較的人気でしたが、私はこちらの席を利用させて頂きました。
壁面のデザインが圧巻です🙌
 
 
組子細工の照明も定番ですね。
 
別の区画も素敵です😆
先程の区画とは、壁面や床面のデザインが異なっています。
 
 
よく見ると、壁面にはサインもありました。
 
 
ひらがなのサインはお見掛けしたことがありませんので、貴重なものなのでしょうか🙄
 
窓側の席からは、下田湾の景色が一望できます。
 
ガラス面にあるロゴマーク越しに撮影したのですが、観光列車の車窓風景のようにも見えます。
 
 
当日はあいにくのお天気でしたが、晴天の日にはさぞかし爽快な風景になることでしょう☀️
 

隠し茶室

こちら区画の壁面には「列車の窓」のようなものがあります。

 

スタッフの方にお伺いすると、この窓の奥は茶室になっているとのこと🍵
 
 
そういえば、入り口に「茶」と書かれた、謎の扉がありました。
 
扉が2つあるので、何も言われないと「トイレ」の入口かと思ってしまいます🤭
(本当のトイレは向かい側にあります。)
 
 
私がいかにも興味がありそうな振る舞いをしていたのでしょう。
 
スタッフの方に「茶室もご覧になりますか?」とお声がけいただき、室内を拝見させていただきました✌️
 
 
茶室は薄暗い感じで、掛軸もあるのですが、水戸岡デザインファンをもってしても茶室に椅子テーブルを持ち込んだのは理解できません🤔
 
通常は使われることはないとのことで「水戸岡鋭治の隠し茶室」ともいえましょう。
 
 

天気の良い日に眺望を楽しめるのはもちろんですが、悪天候で観光の行先に困ったときにお邪魔して、「THE ROYAL HOUSE」でゆったりとした時間を過ごすのも、贅沢ですよ。

 

次回の旅行は、「サフィール踊り子」号で伊豆の旅はいかがでしょうか。

 

 

 

↓観光列車ファンにおすすめの1冊です。