ヨシ!いろんなとこ!旅しよう!
よしひろよしちゃんです。
Aシート(225系)を利用して学割乗車券で近江長岡駅まで行きました。
ということで!
今回はAシート(225系)と学割乗車券についてご紹介します。
それではJR総持寺駅からスタート!
★JR総持寺駅
当駅は2018年3月に開業した比較的新しい駅です。
★JR総持寺駅 券売機
この駅には自動券売機が3台あります。
左から近距離券売機・多機能券売機・指定席券売機です。
★近距離券売機(HT50形)
ほとんどの駅では近距離券売機で100km以内までの乗車券が購入できます。
以前にご紹介した通り、一部駅では100km以上のほか自由席券を買うことができます。
この青色の券売機ではICカードチャージや履歴印字も可能でモバイル端末に対応しています。
★多機能券売機(HT50形)
上記の青色の券売機(近距離券売機)にオレンジカードでの切符購入とICOCA及び定期券が購入できる機能などが追加されています。
★指定席券売機(MV50形)
100km以上の乗車券や料金券・インターネット予約の受け取りや定期券購入までJR全線ほとんどの切符が購入できます。
また当駅の指定席券売機にはオペレーターと話して購入ができるアシスト機能が備わっているため割引切符(学割やジバンク)などの証明書提出が必要なものも購入できます。
このほか駅構内に精算機が1台あり精算のほかICカードチャージが可能です。
★のりこし精算機(FA50形)
外にあった近距離券売機と異なり、まだモバイル端末のチャージに対応していません。
岡山エリアは対応している機械が多く導入されてるんですが、京阪神であるのは私の知っている限り新しくできた西大路駅北口と大阪駅西口・うめきた地下口くらいですね〜
まだまだモバイル端末を使う時は注意が必要です。
精算機を含め4台の機械がJR総持寺駅で稼働してますが下記写真を見ていただくと5種類あります。不思議ですよね!?
★JR総持寺駅で発行できる切符
実は先程ご紹介したピンク色の多機能券売機は普通乗車券やICカードチャージでは「JR総持寺駅A2発行」になるんですが、定期券を購入すると「JR総持寺駅HA01発行」になります。
なんと化けるんです笑
★JR総持寺駅HA01発行の領収書
よく見るとマルス端末発行の領収書と様式が同じですね。定期券発行時はマルスと中継してるんでしょうか?
余談が長引いています。
もう少しだけお付き合いください!
★JR総持寺駅 入鋏印・下車印etc
以前にも少し触れましたが、JR総持寺駅の入鋏印や下車印などは省略されず「JR総持寺」と書かれています。
西日本の記念印には駅名がないんですよね…
ちなみに同じく東海道線の新駅である「高輪ゲートウェイ駅」は下車印など「高輪ゲート」と略されています。
それでは本題に戻ります。
★JR総持寺駅 改札口
当駅は開業当初から切符を対面で販売する窓口はないほか、ラッシュ時間帯以外は改札窓口も閉まっています。
★改札口コールシステム
改札口や券売機のトラブルや問い合わせはインターフォンを押すと駅事務室や専任オペレーターがいるコールセンターに繋がります。
なお改札窓口に係員不在というだけで、初発から最終まで事務室にはおられるそうなので、コールセンターから遠隔対応できない(介助・領収書や無効印の押印など)は直接対応してくださいます。
ですが改札窓口にマルス端末があるわけではないので、長距離切符や料金券の購入などは指定席券売機のみとなります。
もう皆さんご存知でしょう。
指定席券売機にアシスト機能がついた「アシストマルス」はオペレーター接続にめちゃくちゃ時間がかかります。
前日に切符を購入するなら、まだ待てるかもしれませんが当日なら間に合わないこともありますよね。
最近は切符をネットで買えますが学割乗車券は窓口かオペレーター対応が必要です。
間に合わない!どうしよう!
大丈夫です。
先程ご紹介した近距離券売機か多機能券売機で近距離乗車券を一旦購入します。
2023年9月現在、JR総持寺駅から近江長岡駅までの普通運賃は¥1980
学割の2割引で¥1580ですが、その料金設定がないので¥1520の切符を購入。
★JR総持寺駅発の乗車券と割引証
よく見ていただくと「下車前途無効」の右に「◯ム」と印字されています。
諸説ありますが無人の「ム」と言われています。窓口がないほか券売機で発売できる範囲が限られている駅などの切符に表記されています。
JR総持寺駅の場合は「アシストマルス」の呼び出しで大半の乗車券が買えますが、窓口と比べサービスが低下することから配慮されているのでしょうね。
この「◯ム」表記があると乗車駅で何かしらの理由があり、欲しい乗車券が買えなかったとみなされ車内や別の駅で、後ほど欲しい切符に買い替えることができます。
★精算方法の案内
乗り越し精算は100km以上になると計算方法が異なりますが、学割などと同じく「◯ム」だと乗り越しではなく、買えなかったとみなされ不利がないようにされています。
今回はJR総持寺駅から乗車し高槻駅から「新快速Aシート」に乗ります。
★Aシート チケットレス指定券
今回はチケットレスなので関係ありませんが種類によっては受け取りが必要なものもあるでしょう。
JR総持寺駅には指定席券売機が1台しかなかったですが、高槻駅には4台あります。
JR総持寺駅ではなく高槻駅など大きい駅で切符を発券するのも1つの選択肢です。
しかし新幹線駅ではないので、改札内には券売機がありません。
JR総持寺駅から近江長岡駅までは104.6kmで大阪の大都市近郊区間エリアを出ているので途中下車が可能ですが、先程購入した乗車券は「下車前途無効」なので高槻駅で自動改札機に入れると回収されます。
ここで指定席券売機を使いたい場合や途中下車したい場合は、改札窓口に行って申告します。
高槻駅には「みどりの窓口」があるので、ここで新しい切符に替えてもらうことも、できますが時間がないので先に進みます。
★ポイントアップAシート300P
今回はチケットレスでも利用できますが事前に茨木駅で発券しました。
これはJR西日本のポイントサービス「WESTERポイント」300Pを使って乗車したので事実上無料で乗ったことになります。
★Aシート指定券
ちなみにAシートの車両は事前に223系か225系どちらが来るのかは予測できませんが数時間前になるとわかります。
JR西日本運行情報アプリで「列車走行位置」からAシートの位置を探し出し9号車〜12号車までの全てに車椅子マークがあると225系です。
★225系100番台 Aシート編成
(以前に撮影した写真です)
今回は運良く乗車ができました!
★225系100番台 Aシート編成車内
223系と違って改造車ではないので、造りがしっかりしています。
デッキと客室に扉はないですが仕切りは天井までありました。
そしてLCD「WEST ビジョン」が付きましたね!
意外と見どころはデッキかもしれません。
★225系100番台 Aシート編成デッキ
東京駅側にはトイレと車椅子スペースがあります。
★225系100番台 Aシート編成優先座席
一時期話題になりました。
Aシート車両にも1席だけ優先座席があります。
以前にもご紹介しましたがAシート車両のデッキは無料で立って乗ることも可能です。
首都圏のグリーン車とルールが違います。
車椅子の介助者が座るように用意された座席だそうですが、空いてる!ラッキーと座っている客も見受けられましたね(汗)
★225系100番台 Aシート編成 ドア
扉は1枚で少し違和感がありますよね〜
★225系100番台 Aシート編成デッキ
デッキ側から客室を見るとこんな感じ。
特大荷物スペースもあるほかデッキ側にもLCDがあるとはビックリ!
★クモハ224 702 車番
今回乗った編成てす。225系は全車両が電動車なのでインバーター音が入ってくるのが良いですよね!
車番の下にステッカーがあります。
よく見ると・・・
★きっぷのごあんない
「乗車券をお持ちでない場合、乗り越しや変更される場合は、あらかじめ係員にお申し出ください。」と書かれています。
今回のように近距離乗車券から欲しい乗車券にする場合は変更ではなく「買替」という扱いになりますが、目的地までの乗車券を持っていないので申し出る必要があるでしょう。
京阪神圏は駅間が短いので、車掌(レチ)に申告するのは、難しいかもしれませんがAシートには専属の方が運転台に乗車されているので申し出ました。
しかし割引乗車券の取り扱いは、できないそうで着駅精算をお願いされました。
確かに割引証は個人情報だし列車区まで持ち歩くのは大変ですからね〜
精算方法を言っていただければ、こちらも安心して目的地に向かうことができます。
ということで降りる駅まで、そのまま向かいましょう。
Aシート車両は野洲駅止で野洲駅で後続の新快速に乗り換えますが、もうここまで来るとガラガラですね。米原駅まで向かいます。
先程ご紹介しました。
ほとんどの駅には構内に窓口や券売機はありませんが、米原駅は新幹線が乗り入れているので新幹線に乗車する人向けの窓口が在来線の構内にあるので、そこでJR総持寺駅から利用してきた乗車券を「買替」します。
★買替乗車券
マルス端末の機能に「買替」が存在しないため「区間変更券」になってます。
この切符に買替できたので、学割印字され残り3駅ですが自動改札機で途中下車も可能になりました。
ということで米原駅で途中下車します!
★米原駅弁 井筒屋本店
米原駅前にある本店には「キッチン井筒屋」があり駅弁や「名物駅そば」を召し上がれます。
以前は在来線・新幹線ホームのどちらにも「駅そば」がありましたが現在は休業しているようです。
★キッチン井筒屋
★湖北のおはなし弁当
今回は井筒屋の看板メニューをいただきました!
風呂敷風の神に包まれた少しレトロな駅弁です。
★米原駅弁 井筒屋本店 店内
貴重な展示品もありました。
そして米原駅に再び入場して、ここからはJR東海区間です。現在はJR西日本から東海へ乗り入れる在来線は「ひだ」「しらさぎ」「サンライズ」特急のみなので、普通列車利用客は必ず乗り換える必要があります。
それでは1つお隣の醒ヶ井駅へ!
★JR醒ヶ井駅 駅舎
パッ!と見た感じ新しい駅舎に見えますが、違うんです。
★JR醒ヶ井駅 駅舎
下から覗くと綺麗に見えた黒い壁は建物ではなかったんですよね〜
造りは以前にご紹介した「(東)柏原駅」「近江長岡駅」など北海道風の駅舎になっています。
★JR醒ヶ井駅 改札口
米原シルバー人材センターの簡易委託駅です。
今では珍しいのが自動券売機がないのに「マルス端末」が設置されている駅なんです。
また東海エリアのマルス端末はICカードのチャージができるんですよね。
★マルス端末発行のチャージ計算書
当駅はTOICAエリアですがチャージ機がないのでマルス端末が使われてます。
JR東海エリアのマルス端末なら、どの駅でもチャージできますが自動券売機があるので使われる機会は少ないですが、ここ醒ヶ井駅と以前にご紹介した(東)柏原駅くらいでしか日常的に使われていないので、なかなかレアじゃないでしょうか。
乗車券は次駅の近江長岡駅までですが、ここで!
地元の駅に窓口がないと窓口がある駅までお金を出して行かれる方がいらっしゃいますが、別途運賃を払うのは勿体ないです。
皆さんの最寄駅には窓口があるのか?
なかったら「◯ム」印字があるのか是非確かめてください。
なおJR東日本の一部駅は「無賃送還」最寄り駅に窓口がない場合でも申告すれば、近くの「窓口」がある駅まで無料で往復できます。
これが理由かわかりませんが「高輪ゲートウェイ駅」に窓口はないんですが、「◯ム」印字はありません。
近年は障害者割引や株主優待割引などもインターネット予約ができるようになりましたが、まだまだ券売機やアシストマルスでも買えないものが、たくさんありますよね。
駅によって扱いが異なりますが、どの駅も不公平のないように、なっているはず!?
疑問に思われた方は問い合わせ窓口に聞いてみるのをオススメします。
今回は「新快速225系Aシート」と「◯ム駅」からの学割乗車券の買い方をご紹介しました。
ご覧いただきありがとうございました。
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