【小旅】臨時快速あおもりに乗車!
青い森鉄道線でチョットだけ得した鉄道旅?
旅行日:2023年9月16日(土)先負
快速あおもり/もりおかの運転
昨年、青い森鉄道とIGRいわて銀河鉄道は開業20周年共同企画として、青森と盛岡を3時間かけて走破する臨時快速『青森・盛岡ライナー』『快速あおもり/もりおか』の運転を3連休を中心に行いました。そして昨年好評につき、イベント等はないものの、3連休のお出かけ・旅行・帰省にピッタリということで、今年も運転が決定しました。今回は青い森鉄道線『快速あおもり』に乗車する旅です。
《以前の記事》快速青森・盛岡ライナー2023
昨年10月に運転された『快速あおもり』
青い森鉄道線 陸奥市川駅 3番線ホームにて10:50撮影
ワンデーパスでお得に移動
本日は土曜日ということで、青い森鉄道線が1日中乗り放題のフリーパス「青い森ワンデーパス」を利用していきます。大人は2100円,中学生・高校生は1530円,小学生以下は1050円で発売されています。八戸⇄青森は片道2320円ですので、1本でも長距離乗車すれば、得するフリーパスです。
当日利用した乗車券 運転手又は係員に提示で降車可
また青い森鉄道沿線の指定されたお店では提示すると、優待特典も受けることができます。青い森ワンデーパスは、大人用・小人用は駅の自動券売機で購入し、自動改札機も通ることができるため、誰でも簡単に利用できます。また近くのコンビニエンスストアでも発行・支払い可能です。
三戸町じゃないのに三戸駅
さて八戸駅にやって来ました。青い森ワンデーパスで10円でも多く得したいわけですが、今回僕は13時には八戸駅に戻る必要があります(お昼ご飯を自宅で食べるため)。得するためには「快速あおもり」を長距離乗ることが1番良いです。まずは一旦、青い森鉄道線を盛岡方面に上って行きたいと思います。快速あおもりの青い森鉄道線最初の停車駅「三戸」に普通列車で向かいます。
◎IGR7000-2+IGR7001-2
八戸(09:30発)
↓4524M 各駅停車 盛岡行
三戸(09:50着)
4番線は下北半島に行く人で行列ができている
三戸駅に到着しました。以前の記事でも書きましたが、この三戸駅は三戸郡南部町にあります。駅通りを進み、県道258号線を南に行き橋を渡ると、三戸町に入ることができます(橋まで駅から約400m)。2022年3月から無人駅になりました。
《以前の記事》三戸駅登場回!
開業20周年おめでとうの旅(Vol.4)
「快速あおもり」IGR7000系
10分待って来ました『快速あおもり』!この列車を「野辺地」まで乗っていきます!列車はロング+ボックスのセミクロスシートとなっています。家族や複数の友人利用が考えられていますね。IGR沿線の名所・名物イラストが取り付けられたつり革列車です。IGRの沿線の魅力を再発見し発信することを目的として、2021年12月~2022年1月に募集したイラストを、車両のつり革に取り付けているそうです。車内チャイムでは、普段の列車では流れない「鉄道唱歌オルゴール」「青い森のファンタジー」などが流れました。
《以前の記事》つり革イラスト列車登場回!
開業20周年おめでとうの旅(Vol.2)
◎IGR7000-101+IGR7001-101
三戸(10:04発)
↓9101M 臨時快速あおもり 青森行
八戸(10:21着/10:40発)
↓9101M 臨時快速あおもり 青森行
野辺地(11:16着)
コスモスがデザインされたヘッドマークを掲げる
定刻通り、JR大湊線の始発終着駅の野辺地に到着!
大湊から来た「快速しもきた」と接続して出発!
11ぴきのねこラッピング列車
この野辺地駅では、下北半島を陸奥湾沿いに北へむつ市まで延びる、JR大湊線の始発・終着駅でもあります。今回、野辺地駅では大湊から走ってきた「快速しもきた 八戸行」と7分で接続しました。そのため野辺地駅から乗車されるお客さんが結構いた印象です。
さて野辺地駅と言えば、以前も紹介した『日本最古の鉄道防雪林』が有名です。駅の西側の2kmに渡って続く約700本の杉林。吹雪による吹き溜まりを防止したり、風速を弱めるために意図的に植えられました。
花粉症の方はお断りの横に広がる杉林…
《以前の記事》野辺地駅登場回!
聖地巡礼!恐山ル・ヴォワール(un1)
ここからは八戸に戻ります!青森から来た列車は「11ぴきのねこラッピングトレイン」でした。原作者の馬場のぼる先生は、青森県三戸町出身。青森県・岩手県をはじめ、全国の人たちや11ぴきのねこファンの皆さんに「さんのへ」のことを知ってもらうために運行されているそうです。
◎青い森700-7+青い森701-7
野辺地(11:31発)
↓572M 各駅停車 八戸行
八戸(12:19着)
八戸・三戸・二戸方面の色は黄色ラッピング
三沢・野辺地・浅虫温泉方面の色はピンクラッピング
つり革にはねこちゃんのイラストが付けられいる
チョットな移動と得した運賃
旅の記録は以下のようになっています!
★総移動距離(三戸〜八戸〜野辺地)
143.6km
★通常の乗車券の総運賃
(八戸→三戸→野辺地→八戸の場合)
3770円
★今回の旅費
(青い森ワンデーパス高校生用)
1530円
★得した運賃(通常運賃-旅費)
2240円
あれ?思ってたより得しているな…。移動距離はチョットだけなんだけどね…。青い森鉄道は太っ腹ですね(?)。大人が旅しても1000円は得するよね。第三セクターというと『ぼったくり運賃』って言われているイメージがありますが、フリーパスなら使い方次第で得できるかもしれません。「青い森ワンデーパス」は休日しか利用できませんが、平日なら通年発売の「青い森ツインきっぷ」などありますし、三セクでのゆったりとした移動も楽しいものですよ…。『快速あおもり/もりおか』は10月の3連休にも運転されます。今回は『快速あおもり』の乗車旅でした!
最後まで閲覧ありがとうございました。